四国遍路用に購入した靴で少し長距離を歩いてみようと考え、手稲山に登ってきました。
距離にして19キロ、標高差で900ｍ。
それを休憩時間も含めて6時間で歩いて、ちょうど良いトレーニングになりました。
でも、本番では毎日30キロ前後、それを40～50日間続けなければならないのですから、本当に歩けるのでしょうか？(^_^;

 
熊野古道を歩き、屋久島を歩き、白神山地を歩き、残るは知床のみ。
今回ようやく知床を縦走を果たし、私の秘めた目標だった世界遺産を歩く旅が完結しました。
途中で富士山が追加になりましたが、富士山は登る山ではなくて眺める山ですから、これは省きます。（笑）
それにしても、最後まで残った知床は、やっぱり厳しかったですね。
普通の方は1泊で縦走するところを私達は2泊かけましたが、それでも体力の限界を感じました。

 
もしも天国が有るとしたら、それはこんな場所じゃないのかな。
大雪山を縦走しながら、何度もそんな風に感じていました。
正に「神々の遊ぶ庭」そのものです。
ここで遊んでいる神様達は、天照大神とか諏訪大明神とかじゃなくて、やっぱりカムイですよね。（笑）
そんな庭の極一部だけを紹介いたします。

 
退職後にやりたかったことの一つが大雪山の縦走。
もう少し早い時期に行くつもりでしたが、今年は雪融けも遅れていたみたいで、結果的に一番良い時だったのかもしれません。
層雲峡から入山してトムラウシ温泉に下山。
これが前泊・後泊することもなく、自宅からJRとバスを利用して3泊4日で縦走して戻ってこられるのだからお手軽です。
まずは、簡単に縦走の様子をご紹介します。

 
何事もバランスが大事です。
遊びも同じ。
最近は川ばかり下っているので、この辺りで山に登ってバランスを整えなければなりません。（笑）
今シーズン、北海道の山は大千軒岳しか登っていませんでしたが、今日は花の名山夕張岳に登ってきました。
昨日の尻別川は最高の天気に恵まれましたが、さすがに二日連続で良い思いをすることはできませんね。(^_^;

 
今回の礼文島では、重たい荷物を背負って歩くのは止めて、荷物はキャンプ場に置いたまま。
身軽な装備で歩いて、花を楽しもうとの計画です。
前日に岬めぐりコースを歩き、この日は礼文林道から礼文滝、桃岩展望台を経て知床へと下りるロングコース。
この中でも礼文滝へ下りる道は、まるで天国の花園の様。
花の種類、数ともに、礼文島のトレイルコースの中でもナンバー１だと思います。

 
5月は屋久島、6月は礼文島。
そんな風に漠然と考えていましたが、6月の北海道は天候不順気味。
なかなか島に渡るチャンスが無いまま、雨さえ降らなければ良いやと考え、21日から3泊4日の日程で出かけてきました。
それが、予想外の好天に。
礼文島には過去3回渡っていますが、こんなに天気に恵まれたことはありません。
花の浮き島礼文島を満喫できました。(^^)

 
最近は川より山へ足が向いています。
4月の小辺路、5月の屋久島の流れをそのまま引き継いでいる感じですね。
道南の大千軒岳に登ってきました。
日本一のシラネアオイの群落ということで以前から登ってみたかった山なのですが、札幌からは遠いのでなかなか行く機会がありませんでした。
今は時間だけはたっぷりとありますからね。（笑）
いや、そうでもないかな。今回も、開花の時期に合わせて無理矢理時間を作った感じですから。

 
屋久島最終日に登る山は、太忠岳かモッチョム岳か。
どちらも、高所恐怖症の私達夫婦にとってはハードルの高い山です。
これまでの疲れが出たのか、私の体調がすぐれないので、ヤクスギランドだけで済ませることも考えて太忠岳を選択しました。
太忠岳の山頂に立つ天柱石は、安房の集落からも見ることができます。
その天柱石の上に登った写真も見たことがありますが、基本的にはその根本の岩の上まで登って終わりにするのが一般的です。
私達はその岩の上にさえ登れませんでしたけどね。(^_^;

 
この滝までのルートは、蛇之口滝ハイキングコースと名付けられています。
屋久島で唯一のハイキングコース。
山登りばかりでは疲れるので、軽い気持ちで出かけたハイキング。
完全に騙されました。
多分、屋久島ではこの程度のレベルはハイキングと呼ぶのだと思います。（笑）