屋久島最終日に登る山は、太忠岳かモッチョム岳か。
どちらも、高所恐怖症の私達夫婦にとってはハードルの高い山です。
これまでの疲れが出たのか、私の体調がすぐれないので、ヤクスギランドだけで済ませることも考えて太忠岳を選択しました。
太忠岳の山頂に立つ天柱石は、安房の集落からも見ることができます。
その天柱石の上に登った写真も見たことがありますが、基本的にはその根本の岩の上まで登って終わりにするのが一般的です。
私達はその岩の上にさえ登れませんでしたけどね。(^_^;
ヤクスギランドは一度歩いたことがあるので、ササッと通り過ぎて太忠岳の登山道へ。
いや~、ここは素晴らしかったです。
太忠岳まで登らなくても、この 登山道を少し奥まで入ってみることをお勧めします。
実際に、途中までのツアーも入っていました。
名前も付けられていない屋久杉が、何気なく立っていたりします。
森の中に射し込む一筋の光が、突然素晴らしい光景を作り出します。
でも、山頂までの道は険しいです。
ガイドブックには、足場も良く、登山道としては厳しい部類ではないと書かれていましたが、嘘です!
ヤクスギランドの受付のお兄さんも、「ヤクスギランドから先の部分は往復で3時間程度で登りやすいですよ」と言っていましたが、それも嘘です!
私の体調が悪かったことを差し引いても、かなりハードな道でした。
かみさんもここまで。
本人は登りたそうな様子でしたが、かみさんに登られると私も登らない訳にはいかないので、「危ないから止めた方が良い!」と止めました。(笑)
昼食は岩の下で。
ロックガーデンのような綺麗な場所でした。
美味しそうな登山弁当を買ってきたのに、私は疲れでほとんど口にできず。
かみさんが一人で食べてしまいました。
疲れていたけれど、帰りにヤクスギランドの中の私の好きなつつじ河原に寄り道。
残念ながら、サツキはまだ蕾でした。
私は死んでます。(^_^;
今回の旅を計画した時、何日くらい屋久島に滞在するか悩みましたが、後一週間くらいあっても退屈しないで過ごせた気がします。
ただ、それも天気次第ですよね。
今回は、雨で一日停滞するようなことはありませんでしたが、長雨が続くと辛いかな。
やり残した感があるのは、モッチョム岳登山と番屋峯キャンプ場でのキャンプだけでした。
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