宮之浦の民宿に2泊程避難していたけれど、ジトジトとした雨が降り止まず、島の反対側にある青少年旅行村に移動。
これが正解で、夜に一度雨が降ったけれど、2日間快適なキャンプを楽しめました。
今回の屋久島滞在中は雨の日が多かったのですが、一日中雨に降られたのは縦走中の1日だけ。
その他は夜の間だけの雨とか、雨の降っていない場所に移動したりとか、かなり恵まれていたような気がします。
キャンプ場から歩いて直ぐの海岸が、サゴシの浜と呼ばれています。
この浜は、打ち上げられたサンゴで覆われていて、美しいサンゴや貝拾いが楽しめるお気に入りの場所です。
周辺は海中公園にも指定されていて、岩礁でのタイドプール観察とか、飽きることはありません。
そんなサンゴで覆われた浜ですから、ウミガメなんか上陸してくる訳無いよなと思いながら、夜中に見に行ったところ・・・。
何と、いたのです!
暗闇の中で、自分の直ぐ足下で巨大なウミガメがノソノソと歩いているのを見つけた瞬間は、ビックリしますよね~。
最初に見つけたのはかみさんですが、小声で「いた!いた!」と興奮しながら叫んでました。(笑)
翌朝も日の出前に様子を見に行ったら、そのウミガメの姿は既に消えていました。
でも、違う場所にまだ1頭、残ってました。
岩場が多いので、その間で道に迷った様子です。
最初に発見してから海にたどり着くまで、30分くらいかかったでしょうか。
岩に挟まりそうになったり、ひっくり返りそうになったり、見ている方もハラハラ。
もしもひっくり返ったら、起こすことができるだろうか?なんて、本気で心配してました。
この後からやって来た地元の方の話しでは、満月の夜には上陸するカメも多いのだとか。
昨夜は満月。
残念ながら月は雲に隠されていましたが、月明かりの下でウミガメの産卵を見られたら、もっと感動していたでしょうね。
栗生川を挟んだ対岸に栗生の集落があります。
買い物はそこまで歩くのですが、直線距離は近くても道路を歩くと1.5キロくらいあります。
スーパーでビールを買っても、キャンプ場まで歩いて戻ってくる間に温くなってしまいます。
そこで2日目は氷も一緒に買いました。
クーラーボックスが無くても、その氷が溶けるまでの間は冷たいビールが飲めます。(笑)
川岸ではミモザが花を咲かせていました。
北海道では見ない花なので、そんな風景だけで嬉しくなります。
栗生川の河口近くではマングローブ(メヒルギ)の群落もありますが、これはちょっと期待外れだったかな。(笑)
栗生には「手打ちそば松竹」という美味しい蕎麦屋があります。
ここはお勧め!
島の外れに位置するので、観光の拠点にするのは難がありますが、料金も安いし、2、3日は退屈しないで過ごすことができます。
立派なバンガローがありますが、私達の滞在中は誰も利用していませんでした。
バンガローは料金高すぎ!
1棟6千円くらいに値下げしてくれれば、私達だって利用してあげるのにね。(笑)
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