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最後の修行

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160402-1 
今シーズン18回目、多分これが最後の山スキー。
これまでの修行の集大成として望んだ、積丹岳北尾根コース。
しかしそれが、ハイマツ地獄、トラバース地獄で、今シーズンで一番辛い修行となったのでした。(笑)
おまけに、間違えて私の古いスキー靴を持ってきてしまった人もいたし。(^_^;
登らずに帰ろうとも思ったのですが、スノーシューを車に積んであったので、かみさんはそれで登ることに。

160402-2
風も無くて、暖かで、最高の春スキー日和。
まあ、この辺りまでは気持ち良く登っていました。

160402-3
スノーシューのかみさんは、ガシガシと直登していきます。
スノーシューでもやっぱり早いし!(笑)

160402-4
しかし、稜線に出る手前でハイマツ地獄に填ってしまいました。
おまけにこの辺りからは完全なアイスバーン。
ハイマツの生えてない場所に逃げても、スキーのエッジが効かずに横滑り。
しょうがないので、スキーを脱いでつぼ足でハイマツ地獄から抜け出しました。

160402-5
スノーシューでは下山に時間がかかるので、かみさんはここから一人で帰っていきました。
標高差は750mくらい。
急斜面でのスノーシューでの下山は難しかったようで、途中で2回くらい、危ない転び方をしたみたいです。
それに、下の方まで降りてくると、登りのトレースが消えてしまっていて、森の中で道に迷ったり。
結構な冒険だったようです。(笑)

160402-6
稜線は風も強く、雪はカリカリ。
山頂は目の前でしたが、標高1140m付近から滑り降りることにしました。

160402-7
下山は、大滝川が深い谷を穿つ北斜面を滑ります。
でも、ヤマレコを見ても、この斜面を滑っている記録って一つもないんですよね。

I山さんが以前に、I上さんと二人でここを滑ったことがあるのだとか。
そんな話しを聞いても、安心するどころか、余計に不安になります。(笑)

160402-8
深い谷に向かって急斜面を滑り降ります。
この写真の辺りはザラメ雪ですが、上の方はカチカチに凍ったアイスバーンの急斜面。
私はそこで転んでスキーが外れ、危うくそのまま滑落するところでした。

160402-9
トラバースしながらも、途中で良さげなオープンバーンを見ると、我慢できずに滑り降りていくI山さん。
谷に向かって降りれば降りるほど、尾根の上に戻るトラバースは大変になります。

160402-10
障害物の多い中でのほぼ平行移動のトラバース。
登りの3倍は疲れました。(笑)

160402-11
車を停めた場所には雪はほとんど無く、積丹岳の北尾根コースを登れるのも、今週が最後かもしれませんね。

いや~、それにしても今回はさすがに疲れました。
でも、かみさんを除いた4人のメンバーの内、I山さん以外の3人が一昨日に定年退職を迎えた還暦トリオ。
みんな元気だわ~!(笑)

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コメント(6)

今日はお疲れ様でした!
次、一緒にスキーするのは来シーズンでしょうか?
私はGWまで滑りますよ!(笑)

おつかれさまでした、やっぱ最高に疲れましたね!でも、良い思い出ができました、めったな事では行けないコースでしょう? ガイドしてくれたI山氏に感謝! いつもの事ですが綺麗な写真を撮ってくれた英さんに感謝です。ありがとうございました。還暦トリオ、少しでも長く遊べるように節制して頑張りましょうね! 私も頑張ります。

いしやまさん、お疲れ様でした。

週間予報を見ると次の土曜日が良い天気になっていたので、嫌な予感がしました。(笑)
旅の準備のため大人しくしているつもりなので、誘わないでください!
でも、カヌーなら行っちゃうかな。(笑)

GW頃には北海道にいるので、その頃の山スキーも良いですね。

さとうさん、お疲れ様でした。

本当に、ネットでいくら調べても、あの北斜面を滑った記録は見つかりませんでした。
仮に滑った人がいたとしても、谷のあんな下まで降りた人はいないでしょうね。

あの厳しい修行にも耐えられたのだから、還暦トリオ、まだまだ頑張れそうですね!

流石のI 上さんの野生の直感で開拓したコースです。渓谷の眺めは抜群でしょう!東側は海が見えますが北側は全くちがった景色で感動しました。 体力さえあれば来年また挑戦したく思います、積丹岳に登れなければ後は、K##か三段になってしまいます。体力のバロメーター的山ですね!

体力のバロメーター的山ですか? 本当にそう思いました。 K##、ニセコ、も良いですがBC的ですが山って感じでは有りませんね! 同感です

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