朝風呂に入って、部屋の中でのんびりと寛ぎながら、こんな美しいモルゲンロートが楽しめるなんて最高の贅沢だと思います。
朝風呂に入りながらでも見られるので、そちらの方が贅沢だと言う人もいそうですね。(笑)
しかもそんな贅沢が、ポンパレのチケットを購入したので、1泊朝食付き3千円で楽しめたのです。
日帰り入浴では利用したことのある凌雲閣ですが、宿泊して山の風景を楽しむのも良いですね。
私達の泊まった部屋からは、真正面に安政火口へ繋がる谷や、その先のホロカメットク山が見えました。
朝起きた時は快晴でしたが、その後は次第に雲が。
でも、その雲のおかげで、太陽の光の当たり具合で刻々とその表情を変えていく山々の風景を、部屋の中に居ながらにして眺められるのです。
普通ならば冬山で野営でもしなければ見られないような風景です。
その手前に現れたキツネが、何とも可愛らしいです。
ここには良く姿を現すみたいです。
下界には雲海が広がっていましたが、こちら方向が眺められる部屋は無かったかも。
凌雲閣は一度経営が傾きかけたらしく、カヌークラブの先輩でプリンスホテルのOBでもある方が暫くの間、住み込みでお手伝いして何とか持ち直したのだとか。
まあ、今でも、女子トイレのウォッシュレットが壊れているとか、2種類の温泉の内、酸性泉が冷たくて入れないとか、サウナの天井が落ちて利用できないとか、夕食の味噌汁が無茶苦茶しょっぱかったとか、色々ありますが、そんな事は全く気になりません。
こんな場所で旅館を営業しているだけで凄いことですし、それがリーズナブルな料金で利用できるのだから、何の文句もありません。
今回泊まっていたのは、多分私達夫婦だけだったかも。
フェイスブックでも一生懸命情報を発信しているし、皆さんももっと利用してあげましょう。
特に冬の間が料金も安いしお勧めです。
少しでも安く泊まりたいなら、持ち込み可なので夕食抜きが良いですね。
ただ、景色を眺めに行くだけでも価値はありますね!
さとうさん、風呂上がりのビール飲みながら、部屋の中からこんな景色が眺められたら最高です!