2016年の山スキー初めで、キロロへ行ってきました。
まだ雪も少なく、途中の沢を渡るスノーブリッジは、こんなのしか有りません。
行く時はまだ何とか渡れました。
それでもT津さんが、角の雪を踏み抜いて危機一髪。
登っていく沢もまだ完全に埋まっていないので、ルートを取るのがなかなか大変です。
最初は992峰へ登る予定でしたが、灌木が沢山出ていたので、途中から989峰に変更。
992峰は大人数のパーティーが2組ほど登っていましたが、989峰は私達だけ。
真っ白な斜面を前にして、T津さんはテンションマックス。
やや重ための雪でしたが、深雪滑るのはやっぱり気持ち良いです。
途中まで滑ってから992峰へ登り返すつもりが、ここでトラブル発生。
K原さんのビンディングが壊れてしまいました。
プラスチック部分が割れたので、どうしようもありません。
ここから一本足で下まで降りることに。
気の毒なくらいに辛そうでした。
何とか無事に降りてこられたと思ったら、最後に最大の難関が待ち構えていました。
朝に渡ったスノーブリッジが、更に削られて細くなり、片足を乗せる幅しかありません。
足を踏み外せば、5m下の川に真っ逆さま。
スキーを持ったままでは渡れそうにないので、板だけ対岸に投げ飛ばします。
何とか全員が無事に渡りきりましたが、本当に怖かったです。
新年早々の度胸試しとなりました。(笑)
去年の遭難事故がきっかけかどうかは分かりませんが、キロロでは今シーズンからスキー場エリア外に出るのが厳しく管理されるようになっています。
エリア外に出るためには登山計画書を提出し、決められた3箇所のゲートからしかエリア外には出られません。
出る時はビーコンチェックを受けます。
一番下のファミリーリフト降り口のゲートから出る時でも、350円のリフト1回券を買わなければなりません。
そしてマウンテンクラブの会員以外は、9時にならないとゲートがら出られません。
ちょっと不満はありますが、安全のためにはしょうがないですね。
と言うか、安全のためには丸太橋くらい架けて欲しいです。(笑)
本当に無事帰還できて良かったです。怪我もなく帰還でき良かったです。雪もそこそこでした、残念なのは992をもう1本行きたかったです。ネットブログで検索してみましたがやはり山ビンディングでDIN10以上セッティングはしない方が賢明と載ってました。ビンディング劣化もあるでしょうが私見てきには高負荷が一番の様な気がします。ちなみに私の板もディアミールも12年選手です。お~~~怖い!
あの程度の山で良かったですよね。
もっと山奥深くに入っている時ならば大変だったと思います。
私のビンディングはゆるゆるにセッティングされているので大丈夫かな。(笑)