訪れる人も疎らな龍神杉。
登山口から龍神杉までの標高差は、軽く1000mを越えます。
でも、その登山道は、数ある屋久島の登山道の中でも一番整備されているんじゃないかと思われるくらい歩きやすかったです。
ここでは、登山口まで入る林道が一番の難所かも。
借りたレンタカーのボディが擦り傷だらけになってしまい、いくら請求されるのかと冷や冷やしてましたが、返却の時は殆どノーチェックでホッとしました。(笑)
登山口から歩道入口までは林道を登っていきます。
私の持っている昭文社の山と高原地図では、この歩道入口まで車で入れるように書かれてますが、絶対あり得ない!
現在は、登山口にチェーンが張られていて車では入れないですけどね。
苔むした歩きやすい石段がずーっと続いています。
人の手では扱えないような大きな石も沢山使われていて、昔の人は凄かったんだな~と感心しながら歩いてました。
でも、後になって民宿にあった雑誌を見て、この石段が2000年頃から数年がかりで整備したものであることを知ったのです。
この苔むし具合は、熊野古道の石段と同じくらいの歴史を感じさせられるのですけどね。(笑)
屋久島の樹木って、石から養分を吸ってるんじゃないかって思えてしまいます。
途中からトロッコ軌道の跡を歩きます。
縄文杉へのトロッコ道は歩きやすく整備されてますが、こちらのトロッコ道は枕木が邪魔で歩きづらいです。(^_^;
トロッコ軌道を過ぎると、再び石段の急な登りが続きます。
縦走荷物を担いでいないので、かみさんは山猿のように軽快に石段を駆け上っていきます。
私も最初はそうでしたが、この辺りからはエネルギーが切れて、ヒーヒー言いながら登ってました。
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