最近は川より山へ足が向いています。
4月の小辺路、5月の屋久島の流れをそのまま引き継いでいる感じですね。
道南の大千軒岳に登ってきました。
日本一のシラネアオイの群落ということで以前から登ってみたかった山なのですが、札幌からは遠いのでなかなか行く機会がありませんでした。
今は時間だけはたっぷりとありますからね。(笑)
いや、そうでもないかな。今回も、開花の時期に合わせて無理矢理時間を作った感じですから。
でも、そのおかげで満開のシラネアオイの大群落を見られました。(^_^)V
ミヤマキンバイの花園で一服中のおじさん。
大千軒岳はこの十字架のある千軒平付近が一番良い感じですね。
最初は山頂で昼食を食べようと思いましたが、ここまで下りてきて昼にしました。
東北の八甲田山や岩木山も見えるとのことでしたが、ちょっと霞がかかって、どの山かは分かりませんでした。
山頂へ続く登山道は笹に覆われて、足下を確認するのも一苦労するような状態。
これでは、無理して山頂に立つ必要もないかなって感じでした。
今回は知内川コースから登りましたが、きつかったですね~。
広い河原と呼ばれる場所で知内川を渡るのですが、良い徒渉地点が見つからず、結局登山靴を脱いで裸足で渡りました。
基本は知内川に沿って登っていくのですが、何度も高巻きを繰り返し、その高巻き道がこんな場所ばかり。
川を離れてからの500m近い急登が痺れます。
コースタイム4時間のところを4時間10分で登頂。
荷物も軽いので3時間くらいで登れるだろうと軽く見てましたが、ほとんど休みも取らずに登ってもこれだけ時間がかかります。
途中で追い抜いたおじさんは、多分山頂まで7時間かかったんじゃないかな~。
下りはコースタイム2時間30分を3時間30分で。
この日の夜は、屋久島を縦走し終えた時よりも疲れていたかも。
ベースキャンプは知内の農村公園に。
何の面白みもないサイトですが、知内温泉も近いし大千軒岳に登る時は便利が良いです。
それと、エゾセンニュウ、カッコウ、ヨタカ、ウグイス、オオジシギと野鳥のさえずりが賑やかで、耳栓して寝れば良かったかなって。(笑)
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