退職後にやりたかったことの一つが大雪山の縦走。
もう少し早い時期に行くつもりでしたが、今年は雪融けも遅れていたみたいで、結果的に一番良い時だったのかもしれません。
層雲峡から入山してトムラウシ温泉に下山。
これが前泊・後泊することもなく、自宅からJRとバスを利用して3泊4日で縦走して戻ってこられるのだからお手軽です。
まずは、簡単に縦走の様子をご紹介します。
層雲峡ロープウェイ5合目駅から見た黒岳。
これから始まる縦走に心が弾みますが、山が見えていたのはこの時まで。
山頂に着いた時はガスの中。
その後、黒岳石室でテント泊。
翌日、テン場を出るまで、黒岳山頂はガスに包まれたまま。
北海岳に向かう途中、ようやく黒岳の姿を見ることができました。
でも、北海岳山頂はまたガスの中でしたけどね。(^_^;
その後、ガスも晴れ、相変わらず雲は多いけれど、眼下の白雲岳避難小屋には日も当たってきました。
そして遥か遠くにはトムラウシ山の姿も見えます。
あそこまで歩いていくことが信じられません。
そのトムラウシ山を眺めながら歩く、高根ヶ原の縦走路。
誰でもこの道を見れば、絶対に歩きたくなると思います。
高根ヶ原を歩いた先にあるのが忠別岳。
遠くから見ればなだらかな山ですが、山頂直下から切れ落ちているので、なかなかの迫力です。
向こうに見えるのは旭岳。
この後は忠別岳避難小屋のテン場に宿泊。
翌日は朝から素晴らしい青空が広がりました。
トムラウシ山もこんなに近くに見えてきました。
しかし、化雲岳からトムラウシ山に向かっていると怪しげな雲が。
結局、山頂はまたガスの中。
下山して泊まった南沼のテン場にも、そのガスが流れてきます。
でも、ここのテン場は沢山の花に囲まれた天国のような野営地でした。
翌日はまた素晴らしい青空。
慌てて、トムラウシ山頂へ登り返し。
素晴らしい御来光を楽しめました。
雲海にはトムラウシ山の影も!
最高に贅沢な時間を過ごせました。
最終日は、トムラウシ温泉を目指して標高差1300mをひたすら下ります。
とは言いながら、途中ではきつい登り返しもあり、なかなかハードな行程。
土曜日だけあって、沢山の登山者が登ってきますが、既にトムラウシ山頂はガスの中。
山の天気は本当に変わりやすいですね。
沢山の花も楽しめましたが、それはこの次で。
素晴しいです、お天気も上々で良かったですね? とても綺麗な写真楽しませてもらいました。
私は未だ行った事が無いですが、この写真を見れば誰でも行きたくなりますね! でも、山はそんない甘くはない!! 天気がこんなにいい時はそう無いはずです、英さん、やっぱり強運の持ち主です。
さとうさん、ありがとうございます。
そんな強運は持ってないと思います。
途中では、自分達の周りにだけ雲がかかっているんじゃないかと感じてたくらいです。
でも、200m近くを登って山頂からの朝日を見に行く気力だけは持ってます。
こんなに素晴らしい景色を見にきていたのは私達の他には2人しかいませんでした。(笑)