朝の天気が良すぎるものだから、シーズン最後のパウダーを楽しもうと思ってキロロへ行ってきました。
キロロと言えば、11日から行方不明になっている横浜市の男性。
自衛隊も入って捜索が行われていましたが、自衛隊の捜索は昨日で打ち切り。
もしも今日まで大規模な捜索が行われていたら、さすがにその隣で遊んではいられないので、別の山に出かけていたと思います。
それでもまだ道警の捜査は続いていて、上空をヘリが飛び回っていました。
爆弾低気圧の影響で、赤井川村では1日で70センチ以上の積雪。
そんなところで、いきなりこんな全層雪崩の跡を見せつけられると、最初からびびってしまいました。
今回は私達だけなので、雪崩の心配もない989峰の林間を滑ろうと思っていたら、セブンイレブンに向かうトレースしかありません。
さすがに昨日は1パーティーくらいしか入っていなかったようです。
ラッセルする元気もないので、予定変更でセブンイレブンを目指します。
1時間30分でセブンイレブン山頂に到着。
オープンバーンに入るのは怖いので、登ってきた尾根をそのまま滑り降りることに。
札幌を出る時は良い天気だったのに、残念ながらキロロの天気は曇りでした。
途中で、一人で登ってきた男性から、「尾根をこのまま滑るより、沢の方に降りた方が楽しいですよ」とアドバイスを受け、992峰側の沢へ滑り降ります。
今日は1本で終わりにするつもりだったのが、大人数のパーティーが989峰方向へ登っているのを見て予定変更。
私達も989峰へ登り返すことにしました。
そのパーティーのトレースを使わせてもらうと考えていたのが、結局私達の方が早くて、ラッセルしながら登ることに。
捜索隊が残したトレースは結構あるのですが、山頂を目指している訳じゃないので、あまり役にたたないのです。(^_^;
989峰へ登っている時が一番良い天気でした。
989峰山頂について間もなく、太陽は再び雲の中に。
今年は3回、この付近の山に登っていますが、何時も同じ様な天気。
余市岳の姿は一度も見られていません。
ここの斜面は南東向きなので、さすがに雪はやや重め。
それでも楽しく滑ることができました。
道警の捜査も、多分今日で終わるんじゃないかな。
行方不明になってから、これだけ雪が沢山積もってしまっては、探しようがないです。
木の幹に付いた氷。
これは多分、11日の荒れた天気の時にできたものだと思われます。
その日は、キロロスキー場のリフトも、ファミリーゲレンデ以外は全て運行停止だったとか。
お気の毒ですが、十分な装備もなく、そんな状況の中で迷ってしまったら、生き残れる確率はかなり低かったと思います。
これで今シーズンのパウダー滑り納め。
もうそろそろ春スキーのシーズンですね。
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