今日は朝から雨の日曜日、何もすることが無くて、午前中は先週に引き続きアウトドアショップへ出かけてしまいました。
先週行ったときに、ゴアテックスのトレッキングシューズが5000円程度で売られていたのを見つけて、息子用に買いに行ったのです。
ついでに、大型の防水バッグも買ってしまい、カヌーキャンプへの準備が着々と整いつつあります。

午後からもウダウダと過ごしていたのですが、かみさんが何を思ったのか、２階から古いアウトドア雑誌を引っ張り出してきました。

現在、デイヴィッド・プリンの知性化の嵐３部作全６冊のうち、第２部の戦乱の大地下巻を読んでいるところである。
これがなかなか面白くて、朝の通勤時も夢中になってしまい、危うく駅を乗り越しそうになるくらいだ。
私の好きなＳＦは、どちらかというとハードＳＦ的なもので、あまり奇想天外なＳＦは読む気になれない。
そんなものだからこの知性化戦争、読み始めた最初は少しとまどってしまった。
色んな種類のいわゆる宇宙人が登場してくるのだが、この宇宙人が少し、と言うかかなり突飛なのである。
スターウォーズの映画に登場する宇宙人の方が、これと比べたらまだましである。

青春の門のドラマがテレビで放映された。
五木寛之の青春の門を読んだのは、多分学生の頃だったと思う。
僕が学生の頃読んでいた本と言えば、人に自慢できるようなものはほとんど無く、その大部分が娯楽小説ばかりだった。
その中でも青春の門は文句なしに面白かったと記憶している。
大竹しのぶが織江役で映画化されたときも、確か見に行っているはずだ。
当時は映画初出演でとても初々しかった大竹しのぶだが、テレビドラマの優しい時間に出演してカウンターの隅にどっしりと腰掛けたその姿は、二の腕から肩にかけてがかなりふくよかになってしまって、否応なしに時の流れを感じさせられる。

今年から電車通勤になったので、本を読む時間が増えた。
僕の場合、自宅でくつろぎながら本を読むという習慣がない。
電車の中とか職場の昼休みとか、他に何もすることが無いような時間でなければ、本を読む気にはなれないのだ。
キャンプで読書を楽しむような優雅な時間の過ごし方をする人もいるが、僕には到底まねできないことである。