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デイヴィッド・プリン「知性化の嵐」

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現在、デイヴィッド・プリンの知性化の嵐3部作全6冊のうち、第2部の戦乱の大地下巻を読んでいるところである。
これがなかなか面白くて、朝の通勤時も夢中になってしまい、危うく駅を乗り越しそうになるくらいだ。
私の好きなSFは、どちらかというとハードSF的なもので、あまり奇想天外なSFは読む気になれない。
そんなものだからこの知性化戦争、読み始めた最初は少しとまどってしまった。
色んな種類のいわゆる宇宙人が登場してくるのだが、この宇宙人が少し、と言うかかなり突飛なのである。
スターウォーズの映画に登場する宇宙人の方が、これと比べたらまだましである。

表紙の挿絵に何となくその姿が描かれているが、文書から読み取るだけでは一体どんな姿形をしているのか想像もできない。
蟹みたいだったり、ケンタウロスみたいだったり、芋虫みたいだったり・・・
その程度ならまだ許せるが、足が車輪になっている宇宙人に至っては、そんなの有りえないだろー!って感じだ。
一応は通常の地球型惑星とは違う環境で進化したという設定にはなっているが、それでもやっぱり突拍子もなさ過ぎる。

それなのに、読み進めているうちにどんどんその宇宙観にはまってしまった。
話しの展開がとてもダイナミックで、読んでいてドキドキしてしまう。
まるで、トム・クランシーのジャックライアンが登場する一連の軍事シリーズ並のおもしろさである。
知性化の嵐は、変革への序章、戦乱の大地、星海の楽園の3部作でそれぞれが上・下巻に分かれ、各巻の厚さも結構なものである。
このような面白いシリーズものに出会うと、しばらくの間その世界にどっぷりと浸っていれるので、退屈な通勤時間をとても楽しく過ごせている。
早く続きが読みたくて、明日の電車に乗るのが楽しみなのである。

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コメント(3)

ヒデさんこんばんわ。
うーん。
デビッドブリンは一冊買って(確か知性化の最初のやつ)挫折しました。

この時期のやつで多少読んだのはカードかな?エンダーのシリーズはおもしろいです。
と、自分の知っているやつを進めたりして。

ハンドルが昔のままでしたね。
今はおおたには旦那のハンドル(っていうのか?まんまやんけ)でした。

りえさん、こんにちは。

デイヴィッド・プリンは、最初に読んだサンダイバーとかが結構面白かったので、奇想天外な知性化の嵐の最初の部分も何とかすんなりと入ることができました。
これを読み終えたら、次は以前にりえさんから勧められたやつでも読んでみようかな。

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