今日、本屋の北海道関連書籍のコーナーで立ち読みをしていたら、60才くらいのおじさんが店員さんに「札幌に行ったら買ってきてくれって頼まれたんだよね~、ほら、知床の方の猟師が書いた本でさ~」と一生懸命説明していたけれど、店員さんは全然分からない様子。
そこで私が「熊撃ちのことじゃないですか?」と言ったら、おじさんは「そう、そう、その熊撃ち!」
おじさんにも店員さんにも感謝されて、ちょっとだけ良い事をした気分の一日でした。
熊撃ちを生業とする著者。
私はまだ最初の方を少し読んだだけなのですが、凄く面白い本です。
その中で、私が惹きつけられた部分をちょっとだけ紹介します。
著者が牡ジカを追って森の中に潜んでいる時の描写
「時間の観念が次第に消えていく。感覚が研ぎ澄まされていくと、木の葉が散る音、葉の茎が枝から離れる音さえも聞こえる気がする。いや、実際に聞こえるのである。」
同じく、牡ジカを追って、森の中で野営している時の描写
「風が遠くからいくつもの尾根を越えて吹いてくる。尾根筋に生える木々を揺らしてテントに至り、そして遠ざかってゆく。尾根の木々を揺らす音と音の合間から、尾根と尾根の間に横たわる沢の大きさ、形、曲がりぐあいが、おぼろげながらイメージとして浮かび上がる。」
もう、ゾクゾクしてきますね~。
アウトドア好きな人間なら、直ぐにその世界に引き込まれると思います。
かみさんもまだ途中までしか読んでないようですが、「自分が森の中にいるような気がしてくる」と言ってました。
早く続きを読みたいのですが、家の中でダラダラと読んでしまうのが勿体なくて、できればそれなりの場所で読みたいので、なかなか先に進みません。(^_^;
おぉ~、外で寝たくなってきた。
風の音、イメージ・・・う~ん、感じるんですよねー。
・・・「熊撃ち」読んでみようかな。
どーも、しげでした。
しげさん、こんにちは。
まだ30ページ程しか読んでいないのですが、面白いですよ~。
野営するシーンなんか、リアルすぎてゾクゾクしちゃいます。
ちょっと真似できない世界ですけどね。(^_^;
読みました。
近々アップする予定でしたが、これホントに面白い。
野蛮な紳士性、知的な動物性、捕獲対象へのまっすぐな愛情。
まだ読み止さしのようなので深くは書きませんが、どこから読んでも面白い!
「それなりの場所で読みたい」。
気持ち、よ~く分かります。
コーさん、こんにちは。
もう読んじゃいましたか!
野蛮な紳士性、さすがコーさん、巧い表現ですね。
私も早く先を読み進めたいな~。
これを読むためだけに何処かに出かけても良いかも。
ヒデさん、おはようございます。
コーさん、すんごく久しぶりです。
僕も読みましたよ。
自分も一緒に森の中にいるような感じ・・・。
本は、友人に勧めて貸しています。
最近読んだ中では、一番ですね。
今日は、友人と羅臼岳で一泊の予定でしたが、仕事で行けなくなりました。
雨が悪いんです・・・。(悲)
おおぬまさん、こんにちは。
皆さん、読んでるんですね~。
おおぬまさんに鉄砲を持たせたら、著者と同じような世界に直ぐに入れそうですね。(笑)