昨日一昨日と、札幌から清水町の実家を往復するのに、上川、オホーツク、十勝、日高と走ってきましたが、道内全ての川が例外無く真っ茶色に染まってました。
今回の豪雨で被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。
普段は遊びのフィールドとしている各地の川ですが、自然が牙をむいた時の恐ろしさを改めて思い知らされた気がします。
ちなみに写真のこの川は、実家の近くを流れる佐幌川です。
この下流で実家の畑の上まで溢れました。(^_^;
これは支湧別川の新生橋です。
最近は何時もこの橋の上流からスタートしているのですが、ここも道路が流されているとは知りませんでした。
こちらは同じく流された湯の沢橋の下流部分。
思いっきり川幅が広がってます。
この橋の名前は分かりませんが、巨大な流木が橋に引っ掛かっています。
殆ど使われていないような橋なので、この流木が撤去されるのか気になります。
流木の引っ掛かっている橋の下流です。
この茶色い流れの下には、次の写真の様な美しい風景が広がっています。
水が引いた時、果たしてこの風景はどのように変わっているのでしょうか？
これは十勝川の千代田堰堤です。
遠くの方で分かりづらいですが、普段はカヌーで下ったら絶対に死ぬような堰堤です。
それが、川が増水しているのでそのまま下れそうに見えます。
絶対に下らないけどね。（笑）
こちらは歴舟川のカムイコタンキャンプ場です。
サイトまで水が上がっていたようで、川原へ降りる斜路の部分がえぐられ、車で通れなくなっています。
これは尾田橋から上流側を見た様子です。
左岸側に人工物が見えてますね！
こんな人工物、全く記憶になかったのでグーグルマップで確認したところ、多分これです。
樹木の茂った大きな中州が完全に消えている？！
本流の流れがこのまま変わらないとすると、危険な障害物になるかもしれません。
今回は行けませんでしたが、南富良野町のシーソラプチ川も大変な状況になっているようです。
歴舟川上流のヌビナイ川でも車が落ちて、この日も流された方の捜索が行われていました。
被害に遭われた方々のことを考えると、今までのように脳天気に川で遊んでいても良いのだろうかと、複雑な気持ちになります。
でも、目を背けることなくこれからも川と付き合い続けることも大切だと思っています。
歴船川には未だ濁りが入っているのですか？普通なら２～３日で濁りは取れる川なのですが？橋より上流部はｽﾄﾚｲﾅｰの危険があり、下るのが恐ろしいですね。橋から下流がﾍﾞｽﾄでは？上流部のｺﾞﾙｼﾞｭ帯にはどんな木が引っかかっているか分りませんね！ 橋げたも注意ですね！例会でのんきに下る状況ではありませんね？恐ろしい～です
さとうさん、こんにちは。
雨が止んでから二日後でもキャンプ場前の川原が全部隠れている状況ですから、濁りも取れないです。
これだけ大量の雨が降ると、止んでからも山からは水が出続けているので水はなかなか減らないのでしょうね。
それにしても、中州にあった森が跡形もなく消えているのですから、それが何処かで巨大なストレーナーを作っているかもしれません。
これからの川下りはかなりの慎重さを求められそうですね。
ヒデさん、こんにちは。
ご実家が清水と伺っていましたので心配しておりましたがやはり畑は被害に遭われていたんですねぇ、お見舞い申し上げます。
それにしても凄い惨状ですねぇ！
各主要な峠が全滅なんて過去有りませんからねぇ。
札幌のそれも市内では最も災害が無い西部の住民としては遊びのフィールドの心配なんぞしてしまいがちですが・・・
私、小樽に住んでいた幼い頃「勝内川」が氾濫して住んでいた家の床上まであっと云う間に水が上がって来て自力避難出来なくなり消防士さんにおんぶされて救助された記憶が今もあります。
水は本当に怖くて、それがトラウマで川や海などの水が苦手で観てると脚がざわざわしてしまいます。
一生カヌーは無理です！(笑)
ぽんたさん、ありがとうございます。
500mmの雨が降ると、北海道の山では持ちこたえられないのでしょうね。
これからはこんな雨が普通に降るようになるかもしれないですが、その度にこんな被害が出ていたら大変ですね。
日勝峠の道路が崩れ落ちたところなんか、せっかく新しく整備されて走りやすくなった場所なのに、それが跡形も無くなってますから。
カヌーをやっていると川を見る目も違ってきますが、増水した川を見ていると、そこを乗りこなしている自分より波に巻かれている自分を想像してしまいます。（笑）