モンスターカレンダー

« 2016年12月 
12345678910111213141516171819202122232425262728293031

お遍路の風景(巨木編)

| コメント(0) | トラックバック(0)

161228-2 
北海道の巨木と言えば、ミズナラ、カツラ、ハルニレ等が定番ですが、お遍路中に出会った巨木は殆どがクスノキでした。
日本の巨木ランキングも、上位は殆どがクスノキ。
立派な根張りに、大きく枝を広げる樹幹は、風格があって良いですね。

最初は、徳島県板野町岡上神社境内のクスノキ。
岡の宮の大クスとして徳島県の天然記念物に指定されてます。
遍路道沿いに突然現れる巨木は圧倒的です。

161228-1
第5番札所地蔵寺のイチョウです。
樹齢800年で弘法大師のお手植えとされていますが、ちょっと樹齢が合いません。
四国各地に残る空海伝説については、深く突っ込んではいけないのです。(笑)

この写真を撮った時はまだ10月で黄葉してませんが、黄葉したら見事でしょうね。
最後に一番札所にお礼参りに戻る時、立ち寄れば良かったな~。

161228-3 
小松島市櫛淵町八幡神社のクスノキです。(奥の方に隠れてますが)
神社の境内には、大体はご神木として巨木がありますが、北海道の神社のご神木とはやっぱり歴史が違いますね。

161228-4 
美波町日和佐八幡神社のクスノキ。
町指定の天然記念物になっています。

お遍路中には、八幡神社の名前を何度も見ました。
調べてみたら全国で7800社以上あるのだとか。
人気のある神様ですね。

161228-5
杉の巨木は数知れず。
中でも45番岩屋寺には、巨木が多かったです。

杉の巨木は余程樹齢の古いものでなければ、大体は同じ表情をしています。
なので、フォトジェニックな木とは言い難いですね。(笑)
人間と一緒に写してその太さを現すしかないです。

161228-6 
67番大興寺は山門をくぐると、まずは目の前に現れる巨木に威圧されます。
樹齢1200年のカヤとクスノキ。
カヤは弘法大師が種を播き、クスノキは弘法大師のお手植え。
こちらの伝説は、年数も大体合ってますね。(笑)

161228-7 
69番観音寺のクスノキです。
樹齢1000年とされていますが、こちらにはお手植え伝説はないようです。(笑)
根張りが凄いですね!

161228-8
75番善通寺のクスノキ。
遍路中に出会った巨木の中では、文句なしにこれが一番大きかったです。

樹齢は1500年。
伝説ではなく、空海が生まれた頃には既に巨木としてこの地に根を張っていたことは確かだと思われます。

この地で生まれた幼い空海が、このクスノキに登って遊んでいたと考えるのは無理なことではない。
(司馬遼太郎の言い回しを真似てみましたが、違うかな?)

161228-9
76番金倉寺のクスノキ。
調べてみましたが、このクスノキには特に謂われはなく、巨木リストにも載っていないようです。
確かに、根張りもなく、他の樹木よりは見劣りしますね。
でも、これだけを見れば十分に立派な巨木でした。

161228-10 
坂出市西庄町白峰宮のクスノキ。
推定樹齢は500年。
まだまだ若い巨木ですね。

白峰宮は79番天皇寺に隣接していて、何処が寺で何処が神社なのか迷いました。

161228-11 
87番長尾寺のクスノキ。
最後の札所まであと一つ。
このクスノキの下に腰掛けて、最後の行程を調べていました。

巨木の写真って、余程離れて撮さないとその全体を一枚の写真には収められません。
でも、そうやって撮すと、巨木の力強さが伝わらないし。
毎回感じることですが、巨木の写真を撮るのって難しいです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.hokkaicamp.com/blog.hokkaicamp.com/mt5/mt-tb.cgi/1731

コメントする

最近のコメント

四国お遍路
L untikusai 11/08
L ヒデ 12/18

晩秋ラン
L ぽんた 10/23
L ヒデ 10/24

今年の紅葉は福原山荘で
L いしやま 10/19
L ヒデ 10/20
L いしやま 10/20

曇り時々雨一時雹極稀に晴れ間
L かずえ 10/11
L ヒデ 10/11
L さとう 10/12
L ヒデ 10/14

様変わり歴舟川
L かずえ 09/20
L ヒデ 09/20
L さとう 09/20
L ヒデ 09/21
L ヒデ 09/21

アーカイブ