流氷がオホーツクの遥か沖まで遠ざかってしまったので、楽しみにしていた流氷キャンプに見切りを付け、
去年に引き続き旭岳の森の中でキャンプをしてきました。
曇りのち晴れの天気予報を信じて金曜日から出かけたのですが、現地に到着したときは去年と同じく曇り空で雪も舞っているような生憎の空模様。
そんな天気にもめげず、ソリに荷物を積み込みロープウェイ駐車場を出発。
そのままスキーコースを1km以上登った第1天女が原付近のアカエゾマツの森の中にテントを設営。
苦労した分、去年より快適なサイトを見つけることができました。
でも、曇りのち晴れどころか次第に雪の降り方も強くなってきて、まるで去年と同じような状況に・・・。
去年と違っていたのは、翌朝、素晴らしい青空が広がっていたことです。
5時過ぎにバリバリに凍り付いたテントを出ると、雲一つ無い空に月が出ていました。
アカエゾマツの木々の間を通して遠くに見える山の山頂が、一足早く朝の光を受けて白く輝いているのを目にして、
もう少し良く見える場所を探そうと、スキーコースをもっと上まで登ってみました。
そうして見つけた最高の展望ポイント。
そこから見た大雪の山々が次第に朝陽に照らし出される様子、これには感動しました。
多分こんな風景は、冬山登山者だけが楽しめるものなのでしょうが、冬山キャンパーでも何とか同じような風景を見ること ができました。
そうしてフワフワのパウダースノーがたっぷりと積もったアカエゾマツの森の中の散歩、雪の中に続く動物たちの足跡、
森の向こうにそびえる真っ白な旭岳の姿。
まさに私の理想とする雪中キャンプを楽しめました。
去年の4月の美瑛でも究極の雪中キャンプができたと書きましたが、今回はそれ以上の至高のキャンプになった気がします。
再びソリに荷物を積み込んで駐車場まで戻りましたが、こんなに長い距離を良くソリを引っ張って登ってきたものだと、
改めて感心してしまいました。
我ながらお馬鹿な夫婦だと思います。(^_^;
ヒデさん、こんばんはぁ!
素敵なキャンプをされて来られたのですね♪
1キロも、荷物をソリで引いて行かれたのには脱帽です。
だけど、それだからこそ、出会える自然の姿もありますね。
写真の中から、森の声が聞こえてきそうな感じがします。
KUUさん、こんにちは。
我が家もようやく今年の初キャンプへ行くことができました。(笑)
最近は山スキーで荷物を背負って2時間、3時間歩くのが当たり前になっているので、今回も荷物運びと言う感覚はありませんでした。
歩くだけでも感動できるような周りの風景ですから、体力さえ続けば2kmや3kmの荷物運びも苦にならないです。
でも、急な斜面でソリを引っ張りあげるのは半端じゃ無かったです。
二人がかりで全力出してかろうじてソリが動くくらいですから、「こんな事やってて、俺たちってバカじゃないのか?」って言いながら必死になって引っ張ってました。(笑)