のんびりと週末を過ごすつもりでパソコンに向かっていたら、かみさんが突然
「おいなりさん作ったから何処かにピクニックに行かない?支笏湖とか」
「エ、エッ?、エエ~ッ!」
突然の不意打ちに面食らい、心の準備も整わないうちに、気がついたら高速道路を千歳に向かって走っていました。
我が家の周りではそれほど雪も積もっていなかったのに千歳は真冬のような雪景色、長靴を持ってこなかったのが後悔されるくらいです。
でも、支笏湖に向かうにつれて雪も減ってきて、モラップに着いたときはほとんど積もっていませんでした。
ただ、北風が強くて、ここでゆっくりとお弁当を食べられるような状況ではありませんでした。
それでも、そこにはテントが一張り。
好きな人はいるもんですね~。(^_^;
モラップは諦めて、風を避けられそうな美笛に向かうことにしました。
国道から入るところのゲートは既に閉められていて、しょうがないので荷物を持って美笛まで歩くことにします。
そこからキャンプ場までは2.5km程、真冬にスノーシューを履いて歩いたこともあるので、たいしたことはありません。
木々がすっかり葉を落とした巨木の森、青い空に向かって枝を広げる巨木に圧倒されます。
うっすらと雪が積もり静まりかえったキャンプ場では、夏の間からここに住み着いているようなカラスが久しぶりに訪れた人間に感激したのか、
「カァー」と一声鳴いて出迎えてくれました。
キャンプ場の奥には真っ青な支笏湖が広がり、直ぐに湖畔に駆け寄ります。
ビックリするくらいの透明な水は、冬の間しか見られないものだと思います。
素晴らしい風景に感動しながらも、お弁当を食べる前に一仕事しなければなりません。
実はここへ来る途中に、とんでもない事件が発生していたのです。
何処か良い場所がないか美笛川の手前の湖岸に出てみたのですが、湖の水位が高くて砂浜もほとんど無くなっていました。
そこは諦めて戻ろうとしたところ、フウマが何かに体をなすりつけているのに気がつきました。
「やばい!釣り人が捨てていった魚の内臓でも落ちているのかもしれない!」
「こら~ぁ、フウマ、何やってるんだ~あ!」
慌ててそこへ駆けつけると、パッと起き上がって逃げていくフウマ。
恐る恐るフウマが転がっていた場所を確認すると・・・!
魚の内臓ならまだ良かったのですが・・・、
そこには何と、真っ白な雪の上に黄色く広がった人間の○○○が有ったのです。
ピクニック気分も一気に吹き飛んでしまいました。
たまたま荷物の中にゴム手袋と軍手が入っていたので、かみさんが決死の覚悟で、
支笏の美しい水でフウマの体中にこびり付いた○○○を洗い落としたのでした。
今時期のフィールドってこれがあるから怖いんですよね~。
我慢できないのは分かりますが、土に埋めるとか最低限のことはしてもらいたいです。
安心してフウマを放すこともできません。
そんなこともありましたが、天気の良い初冬の一日、久しぶりにフィールドに出てリフレッシュすることができました。
車まで戻ってきて、フウマを座席に乗せるわけにも行かないので、荷室に乗せるように用意をしていたところ
「フウマ!何やってるの!」とかみさんが叫んでいます。
今度は何事かと思ったら
近くに落ちていた人間の○○○
食べてました・・・。
いいな~
たまにピクニックも良いですね
ところで○○○を体に擦り付ける・・・
このフレーズでふと、はた万次郎画伯の漫画「ウッシーとの日々」を思い出し読み返しています
おおたにさん、こんにちは。
そう言えばそんなシーンがあったはずだと、私も読み返してみました。
ありました!
今日の悪夢が甦ってきて、かみさんと二人で笑い転げました。
爆笑♪(^^)♪・・・今飲んでたもの噴き出してしまいました!
今冬はスノーシュ履いて美笛へいこうと思ってます。しかしゲート前に車を駐車すると釣り人の皆さんも駐車するのでいざ帰ろうと思っても車が出せない可能性があると聞きました。
大丈夫だろうか?
啄木を連れて行くのはやめようと思います(^^ゞ
アサさん、こんにちは。
久しぶりにお風呂に入ったフウマは、何もなかったような顔をして気持ちよさそうに寝ています。(^_^;
ゲート前は狭いので、確かに心配ですね。
時期にもよると思いますが、我が家で行ったときは歩道部分も除雪してあったので、釣り人の皆さんはその上に車を停めていました。
ただ、歩道の縁石が高いので、我が家のオデッセイでは腹を擦りそうで乗り上げるのは無理そうです。
もしかして、スノーシューで行って、そのままテント張っちゃうのかな?(笑)