BYWAY後志と言う雑誌を本屋で立ち読みしている時に目に付いた1枚の写真。
これは絶対に見に行かなくてはと思って、GWに道南まで出かけた帰り道にここに訪れました。
まるで要塞のような精錬所跡の石組み。
廃墟好きの私ですが、特にこんなタイプの廃墟が好きなんですよね。
長崎の軍艦島なんか、憧れの地だったりしますから。(笑)
大金鉱山は、主に昭和初期に金を採掘していました。
元山はここから更に奥に入った場所にあったそうですが、そこへの道はほとんど消えてしまい、現在では余程の物好きでなければそこまで行く人はいないでしょう。
鉱山は戦後も少しの間は採掘が続いたものの、昭和30年頃には採掘は行われなくなり、この精錬所だけが使われていたようです。
最終的に昭和48年に採掘権が放棄され、大金鉱山の歴史は幕を閉じました。
BYWAY後志には現役当時の精錬所の写真も載っていますが、山の傾斜地に作られたその建物は、この石積みの基礎だけからは想像できないような立派なものでした。
一番上まで登ってみたところ、そこには草木も生えていない平らな土地が広がっているだけ。
遠くの山並みがとても美しく見渡すことができて、ここで何百人もの人が働いていたなんて、全く信じられません。
このコンクリートの土台の上にはどんな機械が乗っていたのでしょう?
木材など様々なものが散らばっています。
そのうちに完全に石とコンクリートだけになって、樹木に覆われてしまうのでしょう。
精錬所の前まではこの林道を通って車で行くことができます。
ただ、一部両側から笹が被さっている場所があって、まだ新車なものですから、今回は途中に車を停めて700m程を歩いていきました。
より大きな地図で 大金鉱山精錬所跡 を表示
好きな人には(何が?)お勧めのスポットです。
こんにちは。
黒松内にもこのような廃鉱跡があるんですね。
若い頃のボクは仕事でちょこちょこ豊羽鉱山へ行ってたけど数十年後にはこのようになっちゃうのかな~と思っちゃいました。
え~と、穴は掘ってませんよ(^^ゞ
こんどは函館山散策してみてはいかがでしょうか。
軽登山になりますが要塞跡と風景を楽しむことができますよ~♪
もしかして既に散策済?(笑)
追伸
あの長靴を履いたアサ妻・・・脱ぐのに悪戦苦闘してました!
アサさん、こんにちは。
豊羽鉱山も小学校とか既に廃墟化が進んでいますよね。
> え~と、穴は掘ってませんよ(^^ゞ
ヘルメット被って真っ黒な顔して抗口から出てくるアサさんを想像しちゃいました。(笑)
函館山は大昔に車で一度登ったきりです。
要塞跡、見てみたいですね~。
私も秀岳荘でドライスーツの試着をした時、首のゴムの部分が頭を通らなくて危うく窒息死しそうになったことがあります。
ヒデさん、こんにちは。
産業遺構、私も好きですねぇ!
私には出来ませんがこんな「函館山探索」も楽しそう!
http://sakag.web.infoseek.co.jp/hakodate2.htm
ぽんたさん、こんにちは。
リンク先の函館山登山も相当にマニアックですね。
ここの大金鉱山の元山探索も同じような感じみたいですが、さすがにそこまでする気にはなりませんでした。(^_^;