道北の浜頓別町郊外にあるファームイン「ぶんちゃんの里」の紹介です。
ファームインとは、簡単に言えば農家が経営する民宿ですが、普通の民宿と違うのは色々な農業体験をその宿泊メニューの中に組み込んでいるところが殆どであることです。
でも、私がここに泊まるきっかけは素泊まり3千円の料金に飛びついただけ。(^_^;
最初は「何も体験しないで宿泊だけなんて許されるんだろうか?」って心配でした。
ぶんちゃんの里でも、搾乳体験やバター作りなどのメニューが用意されています。
実家が酪農をやっていた私なので、今更搾乳体験でもありませんし、宿泊だけでお願いしたところ快く応じてもらえました。
(実は私は、酪農家の息子に生まれながら一度も乳絞りを手伝ったことが無いのです)
宿は古い住宅を改修したもので、居間があって台所があってと、普通の住宅と全く変わりはありません。
この一軒家の中にツイン3室とダブルが1室あり、一応はホテルのような個室になっていますが、私達が泊まったときは他にお客さんもいなくて、個室の方は寝るときにしか使いませんでした。
その分、他のお客さんがいる時はちょっと落ち着かないかもしれません。
でも、その辺のことも宿の方で気を使ってくれるようです。
食事付きの宿泊もありますが、夕食は基本的に焼肉と言うことなので、自炊がメインと考えた方が良いでしょう。
一般的な家庭にある食器類や調理器具(トースター、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器など)は一通り揃っています。
ただ、我が家のメニューはビーフシチューだったのに、大きなスプーンが無かったのには困りました。(笑)
(レンゲで代用できましたが)
トイレが水洗だったのには正直びっくり。
それと、寝間着、タオル、歯ブラシ等のアメニティ類まで揃えられていたのにもびっくり。
まあ、これくらいは当然なのかもしれませんが、先日泊まったニセコ五色温泉旅館の素泊まり3千円ではアメニティ類なんて一つもありませんでした。
犬のメイちゃんも可愛いです。
私は最初警戒して吼えられましたが、ゆっくり近づいて手の臭いをかがせた後はすっかり仲良くなれました。
犬に好かれるタイプのかみさんは、最初から猛烈な歓迎を受けてました。
雄犬なのにメイ?
雌犬なのにフウマと名付けられた我が家の愛犬と何となく似ているかも。(笑)
宿へは浜頓別市街地より少し南を東西に走る道道から入ります。
オホーツク海側から走ってくると左側に看板が出ています。
ウソタンナイ川の砂金掘り公園側から走ってきても看板が見えるようですが、積雪があると全く気が付きませんでした。
その道道から更に2.5キロほど南に入ったところがぶんちゃんの里のある小川農場。
山に囲まれた静かな環境です。
農村地域で自然や文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動をグリーンツーリズムと言って、最近良く聞く言葉です。
こんな説明を聞くと何だかとても敷居が高く感じますが、下手な高規格オートキャンプ場に泊まるよりは、こんなファームインを利用する方がとても楽しい経験ができると思います。
窓を開ければ、直ぐ隣りの牛舎から牛の鳴き声、それと一緒に牧場独特の臭いも漂ってきますが、それも直ぐに慣れます。
こんなファームイン、一度利用してみたらいかがでしょうか。
とても気さくな小川さんご夫妻が迎えてくれますよ。
ご夫妻が現在住んでいる家の2階も宿泊施設として登録したそうです。
でも、泊まるのならやっぱり古い一軒家の方が良いですね。
住所:枝幸郡浜頓別町豊寒別
電話:01634-2-4563
営業期間:一応通年?(冬でも泊まれます)
ヒデさん、こんにちは。
ファームイン!なかなか良さそうですね。
ヒデさんの仰る通り天幕レジャーも良いですが、「ファームイン」チョット魅力的ですね!
でもヒデさんが搾乳の手伝い経験が無いのには驚きました
ぽんたさん、こんにちは。
私にとっては殆どキャンプ感覚の初ファームイン泊でした。
我ながら搾乳経験無しというは恥ずかしいですね~。(^_^;
小さい頃に牛糞をもろに顔に浴びたのがトラウマになっているもので。(笑)