キャンプの予定のないGWなので、せめて何か一つイベントを企画しなくては。
そして思いついたのが、旧狩勝線の廃線跡、その中でも北海道土木遺産に指定されている大築堤を歩くことでした。
これは以前から考えていたことなのですが、今年のGWは清水町の実家に行くことにしていたので、ちょうど良い機会です。
旧新内駅から大築堤を通って狩勝隧道までの片道7キロ、と言ってもそこまで行ったら帰ってこなくてはならないので、往復14キロを歩かなければなりません。
相当な覚悟をして出かけたのですが・・・。
実はここ、全区間、車で走ることができるんですね。(^^;
でも、せっかくなので大築堤部分だけは歩くことにしました。
こうして歩いていると、ここが廃線跡という気はしません。
大築堤部分も、ただの眺めの良い遊歩道って感じです。
その大築堤で景色を眺めながらお弁当を食べます。
気温も20度くらいまで上がって、暑くてたまらないのでわずかな日陰を見つけて、その中に入っていました。
ここは新内沢の大築堤、高さ80m、長さ200mの盛土で作られています。
今の土木技術では別に大したことでもありませんが、今から100年以上も前に作られたことを考えれば、感動ものです。
ちなみにこの付近は車で走りました。
これは新内隧道です。
内部が崩壊しているため、立ち入り禁止になっています。
ここから先は雪が残っていたため、徒歩に切り替えました。
黒く見えているのは鹿が歩いた跡です。
ほとんど獣道。(^^;
そしてようやく狩勝隧道に到着。
結局、かなりの距離を歩くことになりましたが、元々が14キロを歩くつもりでいたので、楽勝でした。(でもないかな)
これで今年のGWは思い残すことなし?です。
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