カヌークラブの例会で鵡川のニニウ~福山を下ってきました。
鵡川のこの区間は、昔、ニニウへキャンプへ向かう途中で崖の上の砂利道を走りながら、所々で見下ろせるその流れの美しさに魅了され、
何時かはカヌーで下ってみたい私の憧れの川でした。
ついにその機会が訪れたのでしたが、3週間に下見で下ったメンバーの話によると岩だらけでクイックなターンの技術が要求されるとのことで、
おまけにその時よりも更に水位が下がっているみたいで、これはタンデムで下るのは難しそうです。
フウマの面倒もみなければならないので、かみさんに留守番してもらって、ソロで下ることにしました。
ところがこのために無茶苦茶苦労する羽目に。
前半はザラ瀬が続くのですが、向かい風が強くてカヌーがクルクルと回されます。
ただでさえ浅瀬で岩避けに忙しいのに、突然の横風でカヌーの向きを変えさせられたりして大変です。
まだ四分の一も下っていないところで体力は既に限界となっていました。
これならばかみさんと二人で下れば良かったと後悔しながら下ってましたが、やがてそれは絶対に無理だったと思い知ることになったのです。
大きな岩がゴロゴロ、ゴロゴロ。
岩また岩が続きます。
素早いパドリングの切り替えが要求されるのに、もう腕に力も入らず、岩を避けるより岩に体当たりしながら下る感じです。
そしてとうとうこの落ち込みで岩の間に挟まってしまいました。
先に下ったメンバーが全員下りていったので、何とかなるだろうと突入したら・・・。
「ど、何処を通れば良いんだ!」
私だけ大きなカナディアンに乗っていたことを忘れていました。
何とか事無きを得て、結局一度も沈することなく川下りを終えたのですが、これだけ疲れた川下りは初めてでした。
でも、ヘトヘトになるまで遊ぶと充実感が残りますね。
憧れだった鵡川のニニウ~福山。
でも、昔とは大きく様子が変わってしまったようです。
これだけ水位が下がっていれば、それだけ水も透明になるのが普通なのに、それほど澄んではいませんでした。
ここ何年も続いている道路工事や高速道路の工事の影響で、憧れだった鵡川の清流は失われてしまったようです。
これらの工事が全て終わった時、果たして昔の鵡川は戻ってくるのでしょうか?
もう20年近く前になりますが、ニニウ-福山間をカナディアンで下った事があります。
その当時は高速の工事も林道工事も無かったですが、青巌峡よりニニウ手前までは綺麗な水ですが、ニニウから福山の間は綺麗な流れ出は無かったです。
瀬は流れがあるので綺麗ですが、トロ場は泥が溜まり易い為か濁り気味でしたね。
その為に直前に岩に気がついて何てパターンが多かった記憶があります。
この川の水位は5月と大雨後はファルト系では絶対に下りたくない程少ないのが常ですね。
yamaさん、こんにちは。
20年前でも濁り気味だったのですか!
上から見ているのと実際に下るのとでは、随分違うものなのですね。
私の入っているクラブでも昔は何度かここを下っていたようですが、その頃よりもかなり下りづらくなっているとのことでした。
水が少なくて大変でしたが、この水位だったので何とか下れたのかもしれませんね。(^_^;
お疲れさまでした。
最後の難所では、みんな苦労してましたね。(^^ゞ
水位が高い本来の流れは、もっと手前から右に落ちていたようです。
やっぱり、あと15~20cmほど高めが下りやすそうですね。
でも、天気が良くて楽しかったぁ!
サダ吉さん、こんにちは。
最後の難所ですが、2年前のGWに河原からこの場所を見ていました。
その時は真っ平らな瀬に見えたのですが。(^_^;
もうちょっとだけ水が多い時に、もう一度下ってみたいですね。
ただしその時はもっとのんびりと下りたいです。(^_^;