今日はいくらか天気も回復してきたので、徳舜瞥山に登ってきました。
ここは美しい樹氷が見られるというので以前から登りたかった山の一つだったのですが、
北海道雪山ガイドでは上級向けの山と紹介されているので、ちょっと躊躇っていました。
でも、別に無理して頂上を目指さなくても、樹氷を楽しむだけなら1050m台地まで登れば十分、
そしてそこまでなら1時間半程度で登れてしまいます。
途中の美笛峠では雪も降っていましたが、旧大滝村へ着く頃には青空も広がりまずまずのコンディション。
登り始めてしばらくは、汗をかいて太陽の日射しが邪魔に感じるくらいの良い天気だったのが、いつの間にか上空は雲に覆われ、
雪まで降り始めました。
そして全てが真っ白の世界になってしまいました。
まあ、これはこれで好きな風景なので良いのですが、やっぱり背景には紺碧の空が欲しいところです。
それでも樹氷の美しさは期待通り。
モンスターに囲まれた迷路の中を歩いているみたいで、最高です。
空もやや明るくなってきて、モンスターの森を抜けると徳舜瞥山の姿が見えてきました。
行けるところまで行ってみようとこの斜面を登り始めましたが、クラストしていてシールは利かないし、所々に吹きだまりもあり、
滑り降りるのも大変そうです。
天気も悪く、かみさんも「こんな斜面は嫌いだ~!」と文句を言っているので、それ以上登るのはあっさりと諦めました。
ところが1050m台地まで滑り降りてきて後ろを振り返ると、いつの間にか青空が!
でも、この青空も一瞬だけ。
直ぐにまた雲に包まれてしまいました。
下りは、滑りを楽しめるような斜面こそありませんが、緩やかな傾斜がずーっと続いているので、
一気に滑り降りることが出来て気持ちが良いです。
初めて登った徳舜瞥山は、天気の良い日にもう一度リベンジしたくなる山でした。
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