(このエントリーには前段がありますので、暇な方はこちらを先にお読み下さい。
まあ、読まなくても別に大して関係は無いのですが。)
毎週のように遊びに出かけてばかり。充電する機会も無いままにこのように放電ばかり続けていたら、
何れは何処かで壊れてしまうかもしれない。
でも、遊びに出かけることは充電しているのと同じことじゃないかと言う気もする。
週末に充電して、そのエネルギーで一週間の仕事をこなす。一般的なサラリーマンの行動形態はそのようになっているはずである。
ところが自分のことを考えた場合、週末に全てのエネルギーを使い果たしてしまい、月曜日に職場に出勤した時は、
まるでボケ老人のような虚ろな目をしてただ机に向かっているだけなのだ。
これはどう見たって、充電完了したと言うよりも全て放電しきったような状態である。
この状態について正しく説明するために、そもそも充電されるエネルギー源は何かと考えてみた。
そしてそこに「ストレス」と言う概念を当てはめたところ、全てが上手く説明できることが分かったのである。
月曜日から徐々にストレスが溜まりはじめ、それが金曜日には満タンのフル充電の状態となる。
ストレスがフル充電された状態と言うのはちょっと恐ろしいものがあるが、幸い私の今の職場は週末はほぼ確実に休めることが分かっているので、
金曜日の業務後はストレスフル充電の状態でいて、気分の方は最高潮に達しているのである。
その溜まったストレスを週末に完全に放電する。
そして日曜日の夜にはストレスが全く無い状態になっているにも関わらず、体はだるく気持ちも沈み、
そのまま先に書いたような月曜日の状態へと繋がっていくのだ。
幸いなことに私の現在の仕事内容はこの充電がとても簡単にできるもので、早ければ水曜日頃にフル充電の状態になってしまう。
いわゆる急速充電機能が備わっているようなものである。
ところが過充電防止機能の方が備わっていないので、その状態で金曜日まで過ごすのはかなり危険である。そこに更に、
週末に突然呼び出しがかかってストレス放電の機会を奪われでもしたら・・・。
あまりにも恐ろしくてそれをまともに想像する気にはなれない。
充電池にはメモリー効果というものがある。
電池を最後まで使い切らない状態で充電を繰り返していると、その状態を記憶してしまって電池の容量が少なくなるのである。
メモリー効果の現れた充電池を復活させるためには、一度全容量を完全に使い切ってから充電しなければならない。
カヌーや山スキーの場合、1日遊ぶだけでこの電池容量を完全に使いきることが出来るので、
心身ともにリフレッシュするためには最適な遊びなのである。
これがキャンプの場合、日常生活の延長のようなキャンプをしていては、容量を使い切らない状態で月曜日からストレス充電が始まることになる。
これを続けていると電池の寿命自体が短くなってしまうこともある。
このために、キャンプの予定を考える場合、常に非日常の世界を満喫できるような場所を探さなければならないのだ。
それにしても、遊びに出かけるエネルギー源がストレスであると言うのも、何だかとっても情けない話である。
充電池の場合、過充電ばかりで無く、過放電で壊れてしまうこともある。
ストレスをエネルギー源とする充電池に例えて自分のことを考えると、すべてが完璧に当てはまっていたのだが、この過放電だけは例外である。
ストレスを充電することなく放電だけを続けるような状況、簡単に言えば仕事にも行かないで遊んでばかりという状況であるが、
本来ならば過放電によって直ぐに壊れてしまうはずなのに、私はもしそうなっても絶対に壊れない自信がある。
壊れないどころかますます絶好調になっていくはずである。
しかしこれでは、充電することなく永久に放電を続ける電池が存在することになってしまう。
もしや・・・!
人類が長い間追い求めてきた永久機関。外部からエネルギーを供給しなくても永久に動き続ける装置。
これで私の行動を完全に説明することが可能となるのだ。
ストレス充電はあくまでも見かけ上のことであり、その真実は外部からのエネルギーを一切必要とせず、
エネルギー保存の法則を無視してただひたすら遊び続けることが出来る人類夢の永久機関。
それこそが私の真実の姿だったのである。
こうなるともう誰も私を止めることはできない。
人類の夢を背負って、私はこれからも永遠に遊び続けるのだ~!
最後まで読んでくれた方へ
つまらない内容で本当にすいません。
ヒデさん、今日は。
久々にヒデさんの文章で抱腹絶倒&モンドリ打って笑い転げてしまった我々です。考えてる事は全く同じですよ(^^;
でもヒデさんまだマシです。あたしらは冬の遊びをしていないのでせめて週末にはどっかの温泉に浸かって似非放電してますけどそんなんじゃメモリー効果が覿面で既にやばい状態ですもん。イライラが募って月曜日は一触即発状態です。
今期は閉鎖キャンプ場も少なからずあるのでせめてキャンプ場選びにストレスを感じないようにしなきゃですわ。ほいでも開幕間近。先走り汁が出てます(ん?)
ヒデさん、直人さん、こんにちは。
みょ~に納得できる面白い話でした。笑
アウトドアという放電機会があるボクらは、ある意味、幸運ですね。しかも放電できる BASIC が北海道ですから♪
実はこちらの「親父の物置」も、密かなお気に入りだったりして・・・♪
ヒデさん、直人さん、赤ビートルさん、アウトドアを楽しんで放電する皆さんこんにちは。
>人類の夢を背負って、私はこれからも永遠に遊び続けるのだ~!
まさしく納得く(^^)
穴場のフィールドが減っていくご時世ですが今シーズンもいっぱい遊びましょう♪
ちなみに・・・もう一つ我が家の放電法
野遊び・まんぷくができない時にはフィットネスで放電してます!
今では痩せると言うよりストレス解消の為に高い会費払ってます(^^ゞ
エレキな皆さん、こんにちは。
ハードなカヌー例会&キャンプの翌週、私は体がズタボロで何もしたく無いと言うのに、ヒデさんは
HP更新してから車を飛ばしてまたキャンプ。どういう体をしているのかと思ったら、そんな仕組みだったのですね。(^^ゞ
どうりで私は就いていけない訳だ。自分も永久機関が欲しいよ~っ!!
皆さんこんにちは。
つまらない話しを最後まで読んでいただきありがとうございます。
自分でこれを書きながら、あまりにもくだらない内容に呆れて、公開するのを止めようかとも考えましたが、理解してもらえたみたいで良かったです。(笑)
> 直人さん
今年も完全放電できるようなキャンプがしたいですね。
我慢汁にならないように(ん?)
> 赤ビートルさん
素晴らしい理論だと自画自賛してましたが、こんな事まじめに考えている自分がちょっと心配です。(^_^;
> アサさん
毎日仕事が終わってからフィットネス放電。
そんなのが現代風で良いですね~。
自宅の部屋で腕立て伏せやスクワットしてても、あまり放電されないです。(^_^;
> サダ吉さん
サダ吉さんこそ、カヌーやキャンプを終えて疲れ切っているのに、それから苫小牧経由で帯広まで帰ったりするのが信じられなかったです。
私なら絶対に途中で電池が切れて動かなくなると思います。(^_^;