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2007年4月19日アーカイブ

市町村の財政健全化のためにまず削られるものの一つが「文化」、との記事が今日の北海道新聞夕刊に載っていた。
例として紹介されていたのが歌志内市の郷土資料館である。
以前は職員が3人もいたのに、2005年からはそれが1人に減らされ、運営費も大幅減。閉館まではいかないけれど、 開館日数がかなり減らされるとのことだ。

数年くらい前までは、地方の町のこんな施設に入ると、 平日のほとんど入館者もいないようなところで数名の職員が暇そうに本を読んでいたりする風景を良く見かけたものだ。
それが夕張市の財政破綻をきっかけに、突然他の市町村でも財政健全化計画とかを作り始め、こんな施設が真っ先に見直し対象とされるのである。
しかし、ここまで追い詰められなければ、そのいい加減な運営方法を改められなかったと言うのが本当に情けない。

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