シーズン初の山スキーは「北海道雪山ガイド」で初級と紹介されていた塩谷丸山へ。
この本では点数で山の難易度を表していますが、塩谷丸山は35点、紹介されている山の中ではもっとも点数が低く、
シーズンはじめの軽い足慣らしのつもりでいたのですが・・・。
本の中で紹介されていたのは夏道とは全く違うルートだったのですが、私たちは登山道入り口の看板に従って車を走らせ、
そのまま何の迷いもなく夏道を上り始めてしまったのです。
冬のルートのトラックデータを入れた地形図を持っていたのに、それを全く見もしないのが私のそそっかしいところです。
スノーシューのトレースがあったのでそれを頼りに上り始めましたが、
途中から傾斜もきつくなりシールを付けていても滑って登れないようなところもあります。
ジグザグに登ろうとしても、木が密生しているので登山道のルートから外れることもできません。
それでもヨレヨレになりながら、何とか頂上まで到達しました。
本では登り1時間55分となっていましたが、我が家のタイムは2時間40分。
これで最低レベルの山ならば、我が家が登れる山なんて限られているなと、ちょっとショックでした。
お弁当を食べて下山開始。
最初の方の疎林地帯は快適に滑り降りたのですが、樹林地帯の登山道に入ってからが大変。
登山道の細いトレースの中を滑っていたのでは、曲がることができずにそのまま立木に衝突してしまいそうです。
下りだという言うのに、再びシールを張って木の間を歩くように滑り降りてきました。
深雪の中をブレーキかけながらの滑降なので、太ももがパンパンになってしまいます。
下山にかかった時間は1時間半、途中ですれ違った登山者の人は殆どがスノーシューだったので、
これは山スキーで登るような山では無いのかもしれないと思ったものです。
で、帰ってきてから改めて本を開いて、自分たちが全然違うルートで登っていたことに初めて気がついた次第です。
このおっちょこちょいなところを直さないと、冬山では命取りになってしまいますね。(^_^;
今回は天気もあまり良くなかったので、もっと天気の良いときに、今度は冬のルートで登ってみようと思います。
今回のルート間違い以外の反省点は、服装です。
中綿入りのジャケットから薄いゴアテックスのジャケットになったので、大丈夫だろうと思っていたら、やっぱり汗をかきすぎてしまいました。
ジャケットの下に着る服をもうちょっと考えた方が良さそうです。
正月で少し体重が増えすぎたのが、これで元に戻って良かったのですが。(^_^;
20年前の冬山登山の経験からですが、登っている最中は薄着に、雪がつかないウィンドブレーカー程度が良いと思います。樹林帯を抜けたり、稜線で風に吹かれた時のためにジャケットやヤッケ(古いナ)はとっておかないと体感気温が違いますので。
2時間40分登れるのはすごいですね。
higさん、こんにちは。
登っている最中は、かなり汗をかくものなのですね。
登る時に薄着にすると、脱いだものはザックに入れておかなければならないので、ザックの中にコンパクトに収まるようなダウンの中間着が欲しくなりました。
快適さを追求しているとお金ばっかりかかってしまいます。
一般的な山は登るのに3時間程度はかかるので、これくらいでへばっていては駄目ですね。(^_^;
初めまして。本をご購入頂き有難うございます^^
私は塩谷丸山の担当ではありませんが、14日に登りに行きました。
昨年の怪我で休み休み、ゆ~っくりでしたが2時間ちょいなので
やはり藪(木の密生?)で苦労されたから、と他のスキーヤーのラッセルが
なかったからじゃないかと思いますよ。
それに今年は雪が少ない!!例年でしたら、塩谷はそれこそ裾まで
それなりに楽しめる山です。私も冬の正規?ルートでしたが下の方は苦労しました。
これは、どこの山でも今年は共通している事みたいです。
どうぞ、これにこりず楽しんで下さい。
また執筆したHYMLは様々なレベルの人間が登録しており決して恐い所ではありませんから、気が向いたら仲間になってみて下さい。文中に書かれているウェアの事なども相談すると、的確なアドバイスが貰えるかもしれませんよ。
ではでは^^
YAMAさん、はじめまして。
山スキーは去年から始めたばかりで、ドタバタぶりを読まれてしまいお恥ずかしいです。(^_^;
今年はかみさんの山スキーも揃えて、色んな山へ登ってみようと考えていたので、北海道雪山ガイドはとても参考になります。
塩谷丸山から帰ってきて直ぐに、雪山ガイドのページをめくりながら次にどの山へ行こうかとかみさんと相談していました。
そのうちにHYMLにも登録させてもらうかもしれません。
その時はよろしくお願いいたします。
どこかの山でお会いすることがあるかもしれませんが、チビデカ夫婦で山の上でドタバタしているのがいたら私たち夫婦だと思いますので、声かけてやってください。
ヒデさん、おそあけおめでご無沙汰しておりました。
先日白銀荘横でテントを張りましたが、次から次と
スキーヤーが三段山をめざす姿にうずうずしてきました。
そろそろボードを引退して、山スキー入門をしたい
ところですが、先立つものが・・・泣)なので、
思いとどまっています。
今年は冬山ガイドをめくり、ヒデさんご夫妻の映像を
見ながらイメージトレーニング年にしますので
たくさんレポをお願いいたします。
ヒデさん、レス有難うございます。
出版に関わった関係で時々、活用して下さっているレポを検索しているんです^^
楽しさの伝わる内容でした。こういうのを拝見するだけでも嬉しいです。
本にもありますが様々な訓練や、毎月の飲み会(小樽方面の方もいらっしゃいますよ)などで
勉強する機会も沢山あります。
いつでもお待ちしておりますね^^
ezoさん初めまして。もし宜しければezoさんもどうぞ。
登録者が500名もいるので運が良ければお古の道具で練習始められるかもしれません。
先日も私の友人がHYMLに復帰して、古いものですがスキー一式入手して
少しづつ練習を始めている所です。年齢層も結構幅広いですよ。まぁ大半は私のような中年ですが^^
> ezoさん
雪中キャンプのレポ、見てましたよ。
1月からあそこでテント泊するとは恐れ入りました。
訓練と間違われるのももっともかも。
でも、まあ、訓練みたいなものですよね。(笑)
ボードなら、スノーシューで登れるので何時でもバックカントリーデビューできそうですね。
一度経験すると止められなくなるかも。
> YAMAさん
HYMLのメンバーの方のホームページも良く見せてもらって参考にしていました。
皆さんベテランの方ばかりですが、私も近々塩谷丸山の詳細レポをアップする予定です。
初心者が山スキーを始めるとどうなるかが分かり、別の意味で参考になるかも。(^_^;