サマータイム法案の国会提出という記事が新聞に載っていたが、我が職場でもサマータイムを導入するか否かの会議が先日行われた。
始業時間を1時間早め、通常勤務の職員と二班に分けて実施しようと言うのもだが、このサマータイム、私にとっては大歓迎である。
これから日の出が早くなってきたら、早起きして美味しい空気を吸うことができるし、朝の通勤電車は空いているし、夕方帰宅してからも庭仕事などにたっぷりと時間を使うことができる。
金曜日ならば、そのままキャンプに出かけて、まだ明るい内にキャンプ場に到着することも可能である。
こんなサマータイム、当然誰もが賛成するだろうと思っていたら、会議の中で出てくるのは反対意見ばかり。
その反対意見も、サマータイム導入を阻止したいがためのこじつけのような内容ばかり。
皆、今までの生活が変わってしまうことを極度に嫌っているようなのである。
私がサマータイムに賛成なのは、それが自分の生活サイクルに合っているという理由の他に、サマータイムを導入したらしばらくの間はいつもより変化のある生活を楽しめそうだ、と言うことがある。
私の場合、飽きっぽい性格なものだから、仕事でも普段の生活でも何か変化がなければ直ぐにやる気がなくなってきてしまうのだ。
私の職場は殆どが50歳以上、というか60歳近くの高齢職場であり、高齢者になるとその変化というものを極端に嫌う傾向になるようである。
私もどちらかというとその高齢者に近いのだが、その保守性の強さにはちょっと呆れてしまった。
と言うことで、我が職場のサマータイム導入は見送られそうで、これからまた一年、単調でつまらない仕事の日々が続くと思うと、ちょっとげっそりである。
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