昨日のブログで「クジラ化石は見つけられなかった」と書きましたが、とりあえずと思って持ち帰った石が、実は5月に当別川を下った時に発見したものと同じ物体であることが、写真を検証した結果判明いたしました。
でも、綺麗に洗ってから改めて良く見ると、どうもクジラの化石ではなく、ただの石ころのようです。(^_^;
これが5月に写した写真です。
赤い印で囲った部分が、持ち帰った部分です。
詳しい方に教えてもらったところでは、骨化石は海綿状の模様が特徴とのこと。
それでこの写真を見ると何となく海綿状のものが写っていたので、私は勝手にクジラの化石で間違いないと思い込んだのでした。
しかし、この海綿状に見えていたのは実は苔だったのでした。
骨写真の上に移っている緑色の苔。これが水に濡れて、石にへばり付いていただけです。(^_^;
今回見た時はほぼ全体が苔に覆われていたので、同じ物体だとは思いませんでした。
試しにピックハンマーを境目に打ち込むと、簡単に割れたのでそのまま持ち帰ってきたのです。
これが割った断面ですが、何だか複雑な構造してます。
でも、化石じゃないよな~。
ところで、昨日持ち帰ったノジュールを割ってみました。
細長いノジュールを三つに割った断面です。
中央部に渦巻き状のものが見えています。
ノジュールを割って、中身があったのは初めての経験なので、ちょっと嬉しかったです。
でも、ノジュールの中からは美しい化石がポロッと出てくるものだと思ってましたが、大体はこんな感じなのでしょうね。
それにしても、腰の状態が最悪です。
パソコンの前で座っているのも辛いです。(^_^;
どわうもようございます〜(+∀+)!!
あぅ….やっぱし、ホネッコではなかったですか〜...(+∀+;)。ワタクシは、化石採取をはじめた頃、同様のブツを「骨?」と勘違いした経験があるので、なんとなくホネッコっぽくない様な…と思っていたのでした。この手の偽化石はよくあるのでする。 ノジュールからの化石はイイですね。お写真では詳細は分かりませんが、巻貝のシッポかな〜と思いました(巻貝を立てた時、下方に伸びる細長い部分「水管溝」といいます) 当別川のノジュールから化石を出すのは大変な作業です。ノジュールが硬い上、粘る砂岩質は割れ難く、化石との癒着も強いです。ダイヤモンドカッターで浅い切り込みを入れ、少しずつタガネで崩します。 運が良くなければ、パーン!!バカーーン!!こんにちは〜(+∀+)!!!とは出て来てくれません。 同じ当別川流域でも望来層のノジュールは泥岩質で割れ易く、分離も良いです。 いずれにせよ、白亜紀の化石の方が遥かに楽チンです(笑)
クジラのホネッコではなくても、この種々雑多な石ころの塊に何か不思議な魅力を感じてしまい、我が家の石ころコレクションの仲間入りすることとなりました。
ちょっとでか過ぎて、置き場所に困るのですが。(^_^;
ノジュールの方は渦巻き状に見えるので巻き貝かなと思ってました。
細長いノジュールの両端まで入っているので、かなり細長い巻き貝になるのでしょうね。
やっぱり、パーン!!バカーーン!!こんにちは〜、とは出てこないものなのですね。(笑)
今度は化石クリーニングもやってみたいです。
それとは関係なく以前からミニルーターが欲しかったので、買う理由が出来るかなって。(^_^;
どっもでーす(+∀+)!!!
晩秋の当別川下り紀行、拝読しましたです〜!!!めっさ面白かったです!文章がとてもクリアですので目の前に風景が広がって、ヒデさんと一緒にワクワクしたりガクブルしたりでした(笑)。それにしても筋肉君さん…キャラが立ちすぎてます〜(+∀+;)!!何度も×2笑わせて頂きました〜。最後、ヒデさんの腰の状態が心配になってしまいました。やはり、あの体勢であの運動はどう考えても腰に良く無さそうですものね…。実は…ワタクシめも腰が弱いのです〜(涙)。 ワタクシの知っている当別川は点でしかなく、殆ど何も知らないと言っても過言ではありません。ヒデさんの様に線で観察すると様々な事が分かりそうです。 巻貝化石ゲッチョおめでとうございます〜!!奥様目敏い!!! 巻貝はワタクシたちも大好きで見つけたら必ず採取しています。 この辺りはホンマもんのクジラの骨も多産しているので、今後発見の可能性は大ですよ〜(+∀+)!! 今、最も発見する可能性が高いのはヒデさんなのですから〜。ちなみにレア度がめちゃ高なのは…サメの歯と鰭脚類の骨っこです。どちらも博物館が喜ぶレベルかと〜。 本格的に化石採取を始められるのでしたら、どこでも産地をお教えしますね〜。もちろん出来るだけ楽チンな所から〜(+∀+)。でもですね〜…ヒデさん御夫妻でしたらドコでも簡単に行けちゃうと思ですよ。
もとろんさん、ありがとうございます!
筋肉君は本当に楽しいキャラです。(笑)
腰はようやく回復したのですが、先日、胃のバリウム検査でグルグル回されたおかげで、また調子悪くなりました。(^_^;
当別川を下っていると、場所によって露頭の地質が違うのが良く分かります。
もとろんさんと一緒だったら「ここは○○層、これは□□層ですね」とか、教えてもらえそうですね。
そう考えると、カヌーで川を下れることって、とても有利な条件なのですね。
今度はかみさんに、露頭からポコッと突き出ているサメの歯を見つけてもらうことにします。(笑)