呪われているんじゃないかと思えるくらいに事故が連続し、今度はレール幅基準放置問題で徹底的に叩かれているJR北海道。
年に一度の楽しい家族旅行がこれらの影響で中止になってしまった方などは、「JR北海道、いい加減にしろ!」と怒り心頭だろうが、幸いなことに直接の迷惑をこうむっていない私としては、ここで可哀そうなJR北海道を擁護してあげたくなる。
現場の人間は、少ない人員で一生懸命頑張っているはず。
でも、利用客から散々怒鳴られているのは、何時もこんな人達ばかり。
それじゃあ、会社の上層部の人間を責めれば良い?
私はそうでもないと思っている。
そもそも、利用客のほとんどいない様な赤字路線を沢山抱え、鹿やヒグマ、丹頂に走行を邪魔されたり、吹きだまりに突っ込んだりしながら、何とか廃線にもしないで(そうでもないかな?)営業を続けているJR北海道。
JR東海などと比べたら、乗客数は多分10分の1程度じゃないんだろうか?
それで、同じレベルの安全管理をやれと言われても、どだい無理な話である。
徹底的なコスト削減と人員整理で何とか営業を続けている状況で、人員が有り余っていた旧国鉄時代と同じ基準で保線作業をやれるわけがない。
旧国鉄を分割民営化したした時点で、JR北海道がこんな状況に陥ることは目に見えていたはずだ。
これまでは何とか体裁を取り繕っていられたけれど、ここに来て今までのつけを一気に払わせられているのが今の実態なのだろう。
責められるべきは、そんな政策を推し進めてきた政治家たちである。
そんな可哀そうなJR北海道を我々が応援するためには、もっとJRを利用してあげるのが一番である。
最近は「汽車の旅もたまには良いな~」と思うようになってきた。
これ以上廃線になる路線を増やしたくない。
でも、もしも自分が汽車の旅をする時は、乗客が数名しかいない様な方が嬉しかったりするのは、そんな希望とは正反対の本音だったりするのだ。 (^_^;
とりあえずは、離島に住んでいる人達が海が荒れてフェリーが欠航になっても誰も文句を言わない様に、もっと温かい目でJR北海道を見守ってあげることにしませんか?
私も「激しく同感」ですね!
そもそも経費削減や人員整理をしたところで北海道の鉄道収入では「事業として成り立たない」のが事実でございます。
「JE」「JT」「JW」と比較にはならんのです!
ぽんたさん、こんにちは。
これ以上道内の鉄路を無くして欲しくないです!