三笠市幾春別にある旧住友奔別炭鉱。
写真はそのシンボルでもある立坑櫓です。
これは道道からでもその姿が見られますが、この奥には廃墟マニアにはたまらない外観の石炭積み出しホッパーの建物があります。
でも、この敷地内は普段から立ち入り禁止なので、遠くから眺めて我慢するしかありませんでした。
ところが、ここを会場に標題のイベントが開かれて、期間中はこの建物の中に入れるのです。
これはもう行くしかないですね。朱鞠内湖キャンプの帰りに寄り道してみました。
このプロジェクトは、アートの力で炭鉱の記憶を掘り起こそうというもの。
石炭積み出しホッパー建屋の壁面にある「奔愛」の文字はアートの一つ。
立て坑に付けられている文字と同じ字体ですね。
アートのことはともかく、この壁面の風化具合。
たまりませんね~。(笑)
これも良い感じです。
この穴から石炭が落ちてくるのでしょうか?
今はそこから日が射しています。
ガイドツアーに参加していないと、アートと廃墟の区別が付かないようなものも有ります。
最初はガイドツアーに参加して、その後からゆっくりと見て回るのがお勧めです。
これは、如何にもって感じですね。(笑)
植えられているのは石炭の元となったメタセコイアです。
これはホッパー上部の様子。
この様に屋根が落ちてしまうと、その後加速度的に傷みが進行するんですよね。
是非、炭鉱遺産として保存して欲しいところですが、保存することによって廃墟ではなくなってしまいます。
次第に朽ちていくところが廃墟の魅力なので、個人的には悩ましいところです。(^_^;
屋外にもいくつかの作品が展示されていますが、やっぱりこの廃墟の中に作品が展示されていることに意味があるのだと思います。
開催期間は11月3日までの土日祭日のみで、公開時間は10:00~17:00。
廃墟マニアの方はお勧めです。
ちなみに建物内部での撮影は三脚必須ですね。
私は手持ちで撮影していたので、辛かったです。
こんにちは!
非常に興味深いイベントですねぇ!
昨夕、陸橋降りたセコマの交差点ですれ違いました!
ぽんたさん、こんにちは。
なかなか面白いですよ。
もう一つ似たようなので「ハルカヤマ藝術要塞2013」って言うものあったのですが、こちらの方は見に行けないまま10月5日で終わってしまいます。
これもホテルの廃墟がらみで。(笑)
昨日が最後のチャンスだったのに、すっかり忘れていました。
> 昨夕、陸橋降りたセコマの交差点ですれ違いました!
あれ!そうでしたか。
全然気が付きませんでした。(^_^;