昨夜、テレビで放映された「呪怨」を見た。
「リング」とか、この手の映画はレンタルビデオでほとんど見ているつもりだったが、何故か「呪怨」だけは見逃していたみたいだ。
我が家の家族は全員が恐怖映画好きである。
皆は恐怖映画を楽しんでいる風であるが、私だけは楽しむと言うよりも本気で怖がってしまうのだ。
見終わった後は、物陰に何かが潜んでいるような気がしてトイレに入るのにもビクついてしまう有様である。
そーっとドアを開けると・・・・
ゆっくりと後ろを振り返ると・・・・
ギャーアアアーーッ!
解ってはいても、心臓が止まりそうになるくらいに反応してしまう。
呪怨を見始めた最初も、「もー、やっぱりこんな映画見なけりゃ良かった」なんて言いながらもテレビの画面に引きつけられていた。
でもそのうちに、次第に恐怖心も薄れてきてしまった。
まるでB級ホラー映画みたいな感じで、登場人物が次々と死んでしまう展開についていけなくなったのだ。
この呪怨という映画、私の恐怖のツボには全くはまらない映画だった。
こんな映画を見終わった後、かみさんは何時も貞子の真似をしてくれるのだが、これがまた本物以上に不気味だったりする。
薄暗がりの中で、髪の毛をダラーッと下げて俯いた姿は、とてもこの世のものとは思えない恐ろしさである。
そのかみさん、トイレから出て来たとき、階段の片隅にひっそりと隠れ潜んでいた息子に驚き、ギャアーという大きな悲鳴をあげていた。
やっぱり、恐がりなのは私だけではないみたいだ。
それにしてもアホな家族である。
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