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2016年12月アーカイブ

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毎年恒例となりました我が家の十大ニュース。
今年は大して苦労することなく選考完了。
最初から、概ね決まっていたような感じですね。

第1位は勿論「四国お遍路」
一歩一歩でも歩みを進めていれば、人間は何処へでも行くことができる。
四国巡礼の旅でそれを知ることができました。
「1200キロ歩いた結果の悟りがそんなもんか!」と言わないで下さい。
この程度の修行では涅槃の境地に達することはできませんでした。(笑)

01 
遍路道を歩いていると、北海道では観葉植物として室内で育てているものが、屋外で普通に大きく育っているのを見かけます。
花でもそんなものが沢山ありました。
北海道でも良く見かける花があれば、全く見たこともない花もあり。
樹木になると、名前は殆ど分かりません。
そんな中でコスモスだけは北海道でもお馴染みです。
高知市高須のコスモス畑は見事でした。

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北海道の巨木と言えば、ミズナラ、カツラ、ハルニレ等が定番ですが、お遍路中に出会った巨木は殆どがクスノキでした。
日本の巨木ランキングも、上位は殆どがクスノキ。
立派な根張りに、大きく枝を広げる樹幹は、風格があって良いですね。

最初は、徳島県板野町岡上神社境内のクスノキ。
岡の宮の大クスとして徳島県の天然記念物に指定されてます。
遍路道沿いに突然現れる巨木は圧倒的です。

01 
海なんて、何処で見ても海でしかありません。
でも、それが違って見えるのは、視界には入らなくても自分が背にしている風景、若しくは、たとえ見えなくてもその遥か先にあるもの、それらが頭の中に違うイメージを結ばせるのかもしれません。
お遍路の場合は、そこまで歩いてきた道程が更に加味されるので、余計に印象深いものになります。
でもやっぱり、海は海ですね。(笑)
最初の海は日和佐の大浜海岸です。

01 
お遍路中は山里萌えの私でしたが、同じくらいに古い街並み萌えです。(笑)
そこには、たばこ屋があって、酒屋があって、そして大体は一番立派なのが酒蔵。
先日の糸魚川の火災では新潟最古の酒蔵が全焼してしまいましたが、そこも多分こんな街並みだったのかもしれません。
とても残念です。

01 
四国遍路では、遍路ころがしと言われる急な坂道を登ったり、峠を越えたりすることが何度もあります。
登るのは辛いですが、その先の展望を楽しみにして頑張ります。
でも、苦労して登っても、霧に包まれて何も見えない何てことも沢山あります。
山登りでは何時ものことなので、それくらい我慢できます。(笑)

こちらの写真は、最大の難所とも言われる焼山寺への遍路ころがし道での展望です。
吉野川が平野を横切り、向かいの山には昨日参詣した寺も見えていました。

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四国を歩きながら気になった風景を少しずつ紹介しようと思います。
最初は里の風景。
私は特に、山里の風景が大好きです。
この写真の山里を見た時、ここで何もしないで死ぬまで暮らしても良いかなって思ったくらいです。
この特徴的な屋根の形ですが、フェイスブックで教えてもらったところ伊賀型箱棟と言う様式らしいです。
特に徳島で多く見られ、古い民家に多い建築様式なので廃屋となっているものも目に付きました。

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今回は、生き物じゃなくて、物です。(笑)

82番札所根香寺には何故かこんな怪獣が!
と思ったら、450年くらい前にこの辺りに住み着いていた牛鬼だそうです。
現在は退治されて、その角が根香寺に奉納されているらしいです。

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50泊、今回の四国巡礼の旅では、本当に色々な宿に泊まりました。
その内訳は、無料の宿で9泊(通夜堂5泊、善根宿1泊、大師堂1泊、テント2泊)。
有料の宿が41泊(宿坊3泊、ゲストハウス2泊、ビジネスホテル5泊、民宿10泊、旅館20泊、国民宿舎1泊)で、そのうち素泊り18泊、食事付き23泊となっています。
民宿と旅館、ホテルの区分はちょっといい加減ですけどね。
「食事付きの宿に泊まっていると魚や刺身ばかりで飽きてくる」なんて話を何度も聞きましたが、コンビニ弁当を毎日食べているともっと飽きてきます。(笑)

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約1200キロの遍路道ですが、その大部分はアスファルト舗装された一般道。
昔ながらの遍路道が残るのは、本当の山の中だけです。
距離的には世界遺産にも指定されているスペインの巡礼路とほぼ同じですが、この辺が大きな違いなのかも。
でも、四国の遍路道も変化があって飽きることがありません。
ごく一部ですが、そんな遍路道の様子を紹介してみます。

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四国を歩き始めた頃の徳島の日の出は午前6時20分頃。
歩き終える頃にはそれが午前7時になっていました。
山に遮られたりするので、実際の日の出はそれよりも遅くなります。
毎日6時半か7時前には宿を出るので、歩いている途中に朝日を見ることになります。
日の入りは午後5時頃なので、こちらは宿に入ってから。
眺めの良い宿に泊まれば夕日も楽しめます。
最初の写真は、遍路2日目の朝焼けです。

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1200キロも歩いていると、色々な生き物に出会います。
一番良く出会うのは、やっぱり猫ですよね。
町の中でも、人里離れた山の中でも、本当に何処にでもいます。
写真は、土佐清水の足摺黒潮市場横の公園にいた猫達です。
普段から良いものを喰っているらしく、美味しいものを出さないとそっぽ向かれます。(笑)

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10月28日に札幌を出て、12月17日までの50日間の旅。
88箇所のお寺を回るのに要した日数は47日。
色々なことがありすぎて、旅を振り返るのも大変です。
撮した写真だけで4600枚くらい有りますし。(^_^;

こちらは11月9日付けの徳島新聞に載った記事。
この頃は既に高知入りしていて新聞は見られなかったのですが、徳島で泊まった民宿のおばちゃんから「新聞に載ってるよ~」って電話がかかってきました。(笑)

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