滝落ちという崇高な目的のために集まった男たちが勇気ある撤退を決断するためには、それなりの理由が必要なのです。
その理由が何も無かったとすれば、男たちはただのチキン野郎の集まりに成り果ててしまうのです。
前日の三笠地方を襲った集中豪雨により、濁流が荒れ狂う幾春別川の魚染の滝。
その滝つぼの中に見え隠れしている1本の流木により、男たちのプライドは守られたのでした。
「危ないよね、あれ」
「うん、あれに引っかかったら上がってこれないよね」
「そうだよね、残念だけど止めるしかないよね」
そんな訳で、あれほど皆が張り切っていた滝落ちは、あっさりと中止になってしまったのです。
最後まで下りたそうにしていたPさんも、諦めるしかなかったみたいです。
今日の滝落ちを一番楽しみにしていたかもしれないSさんが、もしも仕事をサボることができていたとすれば、Pさんと二人だけで滝落ちしていたかもしれませんね。
クレージーさでは、クラブの中でも群を抜いている二人ですからね。(笑)
でもやっぱり、止めて正解でしょ!
お盆は大人しく先祖を供養しているに限ります。(笑)
皆さんは、その後、幾春別川のダウンリバーを楽しんでいました。
幾春別川では蝉がうるさいくらいに鳴いてましたが、トンボの姿が秋を感じさせます。
昨日の秀岳荘で会ったばかりのK姉と、今日もまた幾春別川でばったり。
お盆休みもじっとしてられない人が多いですね。(笑)
皆の写真を写した後は、幾春別の古母里で昼飯食べてから十勝の実家へ。
最初は更科食堂で蕎麦を食べようと思ったのですが、11時半で既に店の前には長蛇の列。
一方の古母里はがら空き。
更科食堂って、そんな人気店でしたっけ?
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