タウシュベツ橋梁でのキャンプを終えた後で何処かの温泉に入ろうと考えた場合、気分的には糠平温泉のホテルよりも山奥の幌加温泉に心が向くのは、至極当然な流れと言うものです。(笑)
我が家がここを利用するのは初めて。
秘境の温泉のイメージですが、国道からは1キロちょっと入るだけで辿り着けます。
まあ、ここの国道そのものが、交通量も少なく秘境みたいなところですからね。
現在、ここで営業しているのは「鹿の谷」の1軒だけ。
宿の前の坂道は、源泉掛け流しの贅沢な融雪処理です。
でも、道路に緑の藻が生えていて、かみさんが危うく滑って転ぶところでした。
ここで転ぶと、お尻が緑色に染まりそうです。
内湯には、ナトリウム泉、鉄鉱線、カルシウム泉の三つの源泉が掛け流しされた浴槽が並んでいます。
あっちに入ったり、こっちに入ったりと忙しい目に遭います。(笑)
ここは混浴で、露天風呂に行くには浴槽の前の洗い場を歩いていかなければならず、女性はちょっと入りづらいかも。
露天風呂は硫黄泉です。
ネットでは、かなり熱いとの話もありましたが、今回はちょっとぬるめでした。
内湯も露天も眺めが良く、おまけに4種類の源泉を楽しめ、秘境感もたっぷり。
良い温泉です。
宿をやっている女性二人が、かなり高齢なようなので、将来のことがちょっと心配ですね。
数年前まではもう1軒あった宿も、経営者が亡くなられて、廃業してしまったとのことですし。
それにしても、露天風呂の横で寛いでいるメス鹿さんには驚きました。
人間を恐れる素振りも見せません。
こちらが素っ裸なので、無害だと分かっているのでしょうか?
一応、オスなんですけどね。(^^;
おお~!確かに鹿が写ってます。驚きですね!カメラ目線がいいです。
佐藤さん、メスにジロジロ見られたら、オスとして恥ずかしかったです。(笑)