見聞ログ

 
時間が13:00～18:00だったので、上富良野に着いたらまずは腹ごしらえ。
入ったのは手打ちそばの「まん作」。
ここに入るのは2度目ですが、美味しかったです。
特にかみさんは、この玉子とじそばに感激していました。

気温が高くて天気も良かったのですが、霞がかかってしまい、山の眺めは今一。

 
講習会まで時間があったので土の館を見学。
これだけの施設を無料で開放しているのですから、スガノ農機は太っ腹な企業です。

蒸気で動くトラクター！
動いているのを見てみたいな～。

講習会開始。
雪崩発生のメカニズム、カミフ山岳エリアの現状、雪崩ビーコンの基本、山岳スキーの楽しみ方と事故に遭わない基礎知識など、5時間はあっと言う間に過ぎました。

仕事の関係で出席するセミナー等では、殆ど寝ていますが、さすがに今回は寝なかったです。（笑）

この写真は、雪崩エアバッグを膨らませたところ。
雪崩に対する防衛手段としてはかなり有効だそうですが、価格が12万円なので簡単には買えません。
そして、大きな雪崩に巻き込まれた時の死亡率22％が、このエアバッグを装着すると11％まで下がるという数字もありますが、ちょっと微妙な数字ですよね。(^_^;

メーカーでは、このエアバッグを付けていれば97％助かると宣伝しているそうです。
ただしそれは、小さな雪崩まで含めたもので、何も無くても80％以上は助かるのだとか。

 
この写真は、雪崩のメカニズムを分かりやすく説明するためのアトラクション。
板の下には空き缶が4本立てられています。
板の上に乗って少し力を加えると、空き缶は一気に潰れてしまいます。

空き缶は、雪崩の原因となる雪の中の弱層を表しています。
これはなかなか面白かったです。

CPR講習もあります。
私は仕事の関係もあって、普通救命講習は何度も受けているのですが、今回のCPR講習では5分間の心臓マッサージを全員が体験しました。

山の上の事故だと、救助隊が到着するまで何時間もかかります。
5分間心マをやっただけでヘトヘトですから、それまで心マを続けるなんて絶対無理ですね。
諦めて、自分の安全を確保する方が山では大切になってきます。

とても有意義な講習会でした。
実技講習が既に満員で申し込めなかったのが残念ですが、来年は受講したいな～。

終了時間も遅かったので、そのまま上富良野で夕食。
上富良野と言えば豚サガリが有名なので、夕食は焼き肉屋へ。

食べログでも人気の高い「焼肉秀」
小綺麗な店ですが、料金はちょっと高めかな。
期待していた豚サガリは肉が固くて今一。
クラブの例会で誰かが買ってきてくれた豚サガリは美味しかったんだけどな～。