見聞ログ

 
すっかりお馴染みになった、河口近くの「他人の木」。
こんな青空が広がっていても、天気予報は曇り時々晴れ。
「どうせキャンプ地に着く頃には曇ってしまうんだろう」と、素直に喜べません。

今回はキャンプ場から下ることにしたので、河口からのタクシー代は6千円。
これを高く思うかどうかは、個人の感覚の違いですね。
1泊キャンプ付きの川下りツアーに参加したら○万円ですからね。

台風の大雨の影響が残って、未だに濁りの取れない歴舟川。
水も多くて、迫力のある瀬が次から次に。
前日の鵡川に続いて、今回もひたすらチキンコースばかり下ってました。(^_^;

最初は、一ヶ月前に下った時に見つけていた河原でキャンプするつもりでした。
ところが、大雨の増水によって、その場所が分からないくらいに川の様子が変わってしまっていて、また、キャンプ地探しに苦労しました。
この流木も、台風での増水時に流れてきたものらしく、葉っぱが付いたままです。
物干し代わりに重宝しました。（笑）

 
ちょうど川の上流に日が沈みます。
良い河原が見つけられてラッキーでした。

 
焚き火をしながら、こんな夕日が眺められる幸せ。

 
河原には焚き火の明かりだけ。
空には満天の星。
久しぶりに長い尾を引く流れ星も見られました。

今年初めて、天気予報が良い方に外れてくれました。

今日は曇りの予報だったのに朝から良い天気。
おかげで、夜露でびしょ濡れだったテントも、あっと言う間に乾いてしまいました。

朝の天気予報では、午前中は晴れ間が出ると言っていたのに、撤収する頃には曇ってしまって、下っている時はポツポツと雨まで降ってきました。
天気予報って本当に当てになりませんね。

この写真は一ヶ月前にキャンプした河原です。
跡形もありません。(^_^;

台風の増水は凄かったみたいです。
中州に残る河畔林も殆どが水没したみたいです。
増水した時は木の茂っている場所に逃げれば良いと思ってましたが、今回の増水では河川敷の中に安全地帯はどこにも無かったようです。

今回は川の流れが速く、車も河原まで入れなかったので、海までは出ませんでした。
それで、ここが今回の川旅の終点となりました。

知っている方なら分かると思いますが、この写真、少し変だと思いませんか？
何時もならば海との間に、砂丘が広がっているのですが、それが完全に無くなっていました。
増水した歴舟川は、砂丘を突き破って真っ直ぐに海に向かって流れ込んでいたのでしょうね！
その様子、想像しただけで恐ろしくなります。

歴舟川って怖い川なのだと、改めて思い知らされました。