我が家の夏休み。自由に休めそうなのは7月最終の週末くらい。
10日くらい前に、ここでまとめて休みを取ろうと考えましたが、その後天気予報が次第に悪い方へと変わってきました。
それでも、北海道の北の方に行けば、比較的天気は良さそう。
そんな感じで、礼文島に行くことに決めたのは出発5日前と言う、相変わらずの計画性の無さです。(^_^;
金曜日はまずまずの天気。
でも、7月下旬になると咲いている花も少なくなり、「花の浮き島」のイメージは無いですね。
上空は青空なのに、景色が霞んでます。
本当ならば、この先に利尻山の姿がド、ドーンと見えるはずなのですが・・・。
山頂の輪郭らしきものが何となく見えてます。(^_^;
この日は、シベリアの森林火災による煙霧が北海道に広がっていたようです。
せっかくの貴重な晴れた日だったのに、煙霧とは!
トホホな気分。
金曜日は桃岩コースを歩いて、知床の民宿はまなすさんにお世話になりました。
料理民宿ではないので、夕食は普通です。
宿のご夫婦は楽しい方でしたよ。
2日目から天気は悪化。
そんな中、礼文林道から入ってスコトン岬まで歩くつもりでしたが・・・。
これから向かう礼文島北部は、こんな様子。(^_^;
天気予報ではこの日の夜から雨になるはずが、雨雲レーダーを見ると、もう数時間後には礼文島が雨雲に覆われてしまいそうです。
12時頃に予定していた場所までたどり着き、テントを張ったところで雨が降り始めました。
ギリギリセーフ!
一応これはビバークです。
って、これが目的で礼文島にやって来た感もありますが。(^_^;
この後、夕方までずーっと雨。
そして、夜は風。
雨が降っている間、奥の方に見えている崖が時々崩れて、凄い音がするのです。
なかなか感動的な野営でした。(笑)
日曜日は朝から雨。
雨の中でテントを撤収し、再び8時間コースを歩きます。
5年前にもこのコースを歩いてますが、こんな感じじゃなかったはず!
召国の分岐まで2時間の藪こぎ。
まるで洗車機の中に放り込まれた感じで、ゴアテックスの雨具も役に立ちません。
夏草が伸びたせいも少しはあると思いますが、笹はずーっとこんな状態ですよね。
廃道になった登山道と変わりありません。
藪こぎが終われば今度は風。
4時間20分歩きっぱなしで、久種湖畔キャンプ場まで逃げてきました。
この日、礼文島で歩いていたのって、もしかしたら私達夫婦だけだったかも。(^_^;
バンガローが空いてて良かったです。
靴の中までずぶ濡れで、これではさすがにテント泊する気にはなりませんでした。
キャンプ場では、外人さんが何人かテントを張っていて、国際的な雰囲気でした。(笑)
日本人キャンパーなら、天気が悪くなるのが分かっている時に、わざわざ礼文島までやって来ないですよね。
桃岩荘の皆さんのお見送り。
フェリーが岸壁を離れる時、思わず目頭が熱くなりました。
だから、年に一度は島に渡りたくなるのです。
帰りにオロロンラインを南へ向かって走っていくと、沢山のライダー、チャリダー、トホダー、リヤカーダー?とすれ違いました。
昨日まで雨で停滞していたので、天気が良くなった今日、一斉に行動を開始したのかもしれません。
それにしても、何故か全員、北に向かう人ばかり。
旅人は、オロロンラインを北へ向かうことに決まっているのです。(笑)
そんな人達を見ていると、南へと向かって明日から仕事をしなければならない自分が、とても惨めに感じられたのでした。
凄い道になってますね!!!
全く 笹刈りされてない感じですね〜
ヒデさんの今回の記事 とても我が家も
懐かしくなりました 礼文島 何も無いけど
何故か行きたくなる島なんですよね〜♪
かずとさん、こんにちは。
8時間コースの状態は酷かったです。
これはもう、コースとは言えない様な状況。
青い海と青い空を見るためにもう一度礼文島に渡りたいですが、8時間コースはもう歩かなくても良いかなって。
でも、そうなるとあの海岸へ行けないし・・・。(^_^;
ヒデさん こんにちは。
オロロンラインいいですね 旅人の聖地ですよ。
私も三回ほどここチャリダーしたことありますが、北に行けばいくほどオロロンハイになるもんです 不思議です。
道北一番好きですね。
モトさん、こんにちは。
オロロンハイですか!
初めて聞く言葉ですが、その気持ち良く分かります。
あの道を走るチャリダーが、とても羨ましく思えました。