手段としてのキャンプじゃなくて目的としてのキャンプ。
それができるのは、最近は冬のキャンプくらいになってしまいました。
非日常の世界に身を置いて頭の中を洗い流すことができるのって、冬のキャンプが一番なのです。
そうして出かけたのが旭岳。
美しい満月と最高の日の出を楽しむつもりが、見事にやられました。(^_^;
最初っから手荒い歓迎です。
ロープウェイの駅に着いた時には薄日も射していたのに、私達が歩き始めた途端に雪が降ってきました。
目的地は4年前の旭岳キャンプの時に見つけた絶景ビューポイント。
でも、そこへ行くまで、膝までのラッセルがきつい
1時間半かかって、やっと到着。
雪がモサモサと降る中でのテント設営は初めてかも。
雪が止んだところで、周辺をお散歩。
雪中キャンプでも、やっぱりビールは欠かせません。
そして翌朝。
ここにテントを張れば、素晴らしい月の出と日の出を見られるはずだったのですが・・・。
前日の月の出は当然ながら見られず。
一番最初の写真は、午前4時49分撮影。
この直前まで満月が見えていたのですが、カメラをセットする直前に雲の中に消えてしまいました。
そして上空にもあっと言う間に雲が広がり、期待していた朝日も見られず。
おまけに雪まで降り始めて・・・。
雪が止むまで2時間半、テントの中で停滞。
そして、やっと雪が止んだところで霧の中での撤収作業。
雪に耐えたご褒美は、真っ白な森の風景。
晴れてたらこの景色ももっと素晴らしいのだけれど、それは言うまい。
もう少しでロープウェイ駅まで着くって時に、ようやく見えてきた青空が、憎らしい。
下界は晴れていましたが、旭岳の姿は最後まで見られずじまい。
帰ってきた札幌の気温はプラスの5度。
バリバリに凍り付いたテントを乾かせるのは嬉しかったです。
これで、冬の予定は全て終了。
春を迎える準備が整いました。（笑）
こういうところに付き合ってくれる奥さんいいですね
もしかして奥様の企画だったりして
まるさん、こんにちは。
かみさんは支笏湖へ行きたかったようですが、冬山登山と大して変わりない今回は、私に付き合わせた感じです。
そのために、重たいザックを背負う時は手伝ったり、深雪には向いていないMSRのスノーシューを履いているかみさんのために一生懸命雪を踏み固めたりと気を使いまくり。
非日常の世界とか言っておきながら、この辺は日常生活と変わりないです。(^_^;
始めまして、楽しく拝見させていただきました。素人の素朴な質問ですがよろしいですか？雪中のテントの中は、寒くないのですか？
yasuさん、はじめまして！
寒いですよ。(^_^;
外気温とテントの中の気温差を計ったことはありませんが、多分テントの中の方が2、3度は高いと思います。
殆ど差が無いとも言えますが。（笑）
でも、ガスバーナーに取り付ける小さなヒーターもあるので、それで暖をとっていました。