もう完全に終わりだと思いました。
まあ、こんな最期もしょうがないかなって、ある意味あきらめの境地に達していました。
あっ、私じゃなくて、余市岳山頂に落としてきたスマホのことです。(^_^;
詳しい話しは後に回して、朝から晴れるという天気予報を信じて、今日は余市岳に登ることにしました。
ところが、天気予報は外れて、本州方面に大雪を降らしている低気圧の雲が、北海道までかかってしまったのです。
それでも、高層の雲なので、余市岳もくっきりと見えていますし、周りの展望も良いです。
でも、南東の風が強くって。
この急斜面、昔は見ただけで心が折れていましたが、今なら登れるかもしれない。
私達にとって初めて登る余市岳です。
急斜面で、ガリガリで、左から吹いてくる風が強烈で。
かみさんは股関節が硬いので、キックターンが苦手。
途中でキックターンに失敗し、斜面にしがみついたまま固まっていました。(^_^;
それでも何とかスキーを履いたままで、急斜面を登りきり、山頂到着。
写真じゃ分かりませんが、ここでも猛烈な風が吹いています。
おかげで、スマホで写真を撮ってから、それをポケットにしまった時、スマホを落としたことに気が付かなかったようです。(^_^;
今日は南風なので、北側の斜面ではフワフワのパウダーを楽しめるはず。
でも、哀しいかな、私達は初めての余市岳なので、何処を滑り降りれば良いのか分からないのです。
周りは全て40度の急斜面ばかり、おまけに雪崩の危険もあります。
一番の安全策は、登ってきた斜面を滑り降りること。
そこで写したのが一番最初の写真です。
登ってくる時よりも更に風が強まり、数メートル先も見えない状況。
それにガリガリ斜面と吹きだまりが混ざり合い、久々にかみさんの泣きが入りました。
何とかコルまで降りてきて、後は林間へ。
少しだけ美味しい斜面を楽しめました。
途中で昼食。
遠くに良さげな斜面が見えてますが、詳しい人が一緒ならばそこを滑れたのでしょうね。
せっかく山頂まで登って、あのガリガリ斜面を降りてきたなんて言ったら、笑われそうです。(^_^;
この後、スキー場のコースに戻るのにちょっと苦労しました。
そうして、ようやくスキー場まで戻って来ました。
真っ白な余市岳が、とても穏やかな様子で見えています。
「あ~、あの山頂にスマホを置いてきてしまったんだ・・・」
と振り返っているように見えますが、スマホが無いことに気が付いたのは駐車場に戻ってからでした。(^_^;
ダメ元で、スキー場のインフォメーションコーナーに落とし物の届けを出しておきました。
そして、家まで帰ってきたところで、スキー場から「スマホが届きました」との連絡が入ったのです。
もう一度キロロスキー場まで戻ることも苦になりません。
それにしても、吹雪の山の上に落としたスマホが返ってくるなんて、奇跡だと思います。
山頂標識の近くに落としたのが幸いしたのかもしれません。
ただ、届けてくれた方のお名前が分かりません。
ここでお礼を言っても意味が無いかもしれませんが、他に感謝のしようがないので、書かせていただきます。
拾って届けて下さった方、本当にありがとうございました。
もしもこのブログを見る機会がありましたら、出来れば私の方までご連絡ご連絡いただけると嬉しいです。
私たちは1107峰に行きました。
セブンイレブンはほぼ無風でした。
青空はないものの、どこまでも見渡せるきれいな景色でしたね。
今日はどこも風が弱い予報だったので、余市岳も良さそうだなーと眺めてましたが、まさか強風だったとは。余市岳が風を遮ってくれてたんですね。
余市岳は雪庇の切れたところを探して南斜面を下りると満足できます。ただ、コルまで登り返さなくてはなりませんが。
北斜面のシュートはいい雪に当たったことがありません。いつもガリガリでした。
1107峰はいい思いをしたことがあり、好きな山です!
kayoさん、こんにちは。
セブンイレブンに登ってたのですか!
他では大して吹いていなかったのに、余市岳の尾根上だけが凄い風でした。
余市岳が衝立代わりになっていたのですね。
でも、景色は素晴らしかったです!
いしやまさん、こんにちは。
今回は南からの風だったので、南斜面はダメだったかもしれません。
その分、北側は素晴らしい雪だったのに、残念なことをしました。
ネットで調べると、アポロとかプリンとか、色々あるみたいですが、ルートが分かんないし。(^_^;
アポロは1218ですね。一度渡渉位置を行き過ぎて、戻って登ったことがあります。私は1107の方が好きですね。プリンは余市岳から北西に回り込めば行けますが、雪崩が心配な斜面で滑ったことはありません。時期を見ないといけないと思います。989峰もお手軽でいいですよ。
こんなことを書いていたら行きたくなってきました。
でも、ニセコのシーズン時間券がまだ6時間分残っているので、それを消化するのが先かな。
余市岳周辺には滑れる山が沢山あるんですね~。
今度、1107とか989峰に行くことがあれば声かけて下さい。
余市岳の方は、かみさんが今回で相当懲りたみたいですから。(笑)
こんにちは!
奇跡的ですねぇ。
ウチで落とされた方々は殆どが数日後キャタピラで踏まれた状態(悲惨)で出て来ます!
ぽんたさん、こんにちは。
ウワッ!それは悲惨ですね。
私のスマホは多分、直ぐに吹きだまりの中に埋もれて、雪解けが進み始める3月になって発見されるだろうって思っていました。(^_^;
その日のうちに見つかるなんて、本当に奇跡です。
了解でござんす!今度山スキーに行く時はお誘いします。
実は一昨日も誘おうかと思ったのですが、ヒデさんのことだからたぶんどこかにキャンプかなと思ったので、少し躊躇しました。
迷沢よりは余市岳の方が良かったなと悔やみました。
本当はキャンプの予定でしたが、さすがにこの週末の天気では、キャンプは諦めました。(^_^;
次に誘ってもらっても、今度は本当にキャンプとぶつかってしまうかもしれませんが、声だけでもかけてもらえると嬉しいです。