来年5月に廃線になってしまう江差線に乗ろうと、にわか鉄ちゃんになって江差まで行ってきました。
考えてみると、道内の鉄道旅って、我が家にとって初めての体験になります。
そして、今年に入ってからの我が家のキャンプは、ザックを背負って出かけるキャンプばかり。
特別に意識している訳ではありませんが、脱オートキャンパーの方向に向かっているのかもしれませんね。
敢えて週末を避けて金曜日に出かけたのですが、それでも電車の中は鉄ちゃん達が一杯。
廃線へのカウントダウンが始まり、これから益々混雑するようになってくるのでしょうね。
我が家にとっては、他にも大きな目的がありました。
それは、2年前にカヌーで下った天の川を、今度は電車の中から眺めること。
川を下っていた時も、「こんなところに線路が通っているんだ」と思って眺めていたので、これを両方体験できたのは、とても貴重なことだと思ってます。
キャンプ地はかもめ島。
ここのキャンプ場は、駐車場からの荷物運びが北海道のキャンプ場の中でも一番大変なところです。
今回はそれが江差駅からの荷物運びですから、もっと大変・・・。
まあ、これは荷物運びとは言いませんよね。(笑)
今回の発見は矢代展示場でした。
昔の町の鍛冶屋をそのまま展示場として公開しているものです。
郷土博物館フェチな私ですが、ここは凄いです。
今はかなりお年のおじいちゃんが管理していますが、何年か前まではこのおじいちゃんのお母さんが、ここで一人で暮らしていたのだとか。
その生活の場がそのまま一級品の展示物だらけなのですから、たまげちゃいました。
かもめ島にテントを張るのは2回目ですが、最高のキャンプ場です。
こんなキャンプをしていると、もう普通のキャンプをする気にはなれないです。
でも、キャンプ場としての施設はブルーシートで覆われたまま。
北海道キャンピングガイドで見ると、一応は5月からオープンしているみたいですが・・・。
まあ、一般的なキャンプ場の施設なんて、ここでキャンプをするような人には全然必要ないものですよね。
今回初めて、お金を払って開陽丸の中に入りましたが、なかなか面白くて楽しめました。
かもめ島から見る夕日も最高です。
我が家が夕日を見る場所も何時も決まってます。(笑)
土曜日は函館観光。
有名な何とか教会とかよりも、普通の古い民家を見て回る方が面白いです。
函館観光で一番面白かったのは、この東北以北最古のエレベーターで、手動制御で動きます。
私はてっきり、人間がハンドルをぐるぐる回してエレベーターの上げ下げをするものだと思ってましたが、当然違います。(笑)
説明しながら実際に操作してくれたお姉さんに笑われましたが、そう思っている人も多いそうです。
そして面白かったのが、このエレベーターの銘板。
世の中にはエレベーターおたくなる人種がいるそうで、そんな人達にとってはこの銘板が萌えポイントなのだとか。
ドアを開けた途端にこれを見て「すげ-っ」と感動し、それで満足してエレベーターにも乗らず帰ってしまった人もいたそうです。
何が凄いのかお姉さんが解説してくれましたが、簡単に言うと「OTIS」じゃなくて「TOYO OTIS」なのが凄いのだとか。
良く分かりませんね。(笑)
まあ、そんなこんなで楽しい鉄ちゃんの旅となりました。
函館観光の教訓として、朝市には朝早くに行くより午前8時過ぎ頃に行くのが良いという事を知りました。(^_^;
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