昨日の屋久島の最高気温が25度、帰ってきた北海道は5度。
小雨の降る寒々とした風景の中を車を走らせながら、道ばたでサルがのんびりと毛繕いをしていた昨日のことが遥か昔のように感じました。
それにしても、この緯度の差による気候の違いが、屋久島では一つの島の中で体験できるんですよね。
登山道の途中には雪が残っていて、山小屋では寒くて寝れない程に震えていたのが、下まで降りてきたら半袖半ズボン姿ですから。
それではざっと今回の屋久島旅行をご紹介します。
1泊目は去年も泊まったホテル屋久島山荘。
縦走初日は屋久杉ランドから花之江河登山道を登ります。
この日は最高のお天気だったのに、途中の展望台の場所が分からずに通り過ぎてしまったのが大失敗。
展望が利くのはその場所だけだったのに、せっかくの良い天気が全く無駄に終わってしまいました。
写真はコース中の大王杉。
観光ルート上の屋久杉と違って、近くに寄れるのが良いです。
宿泊は石塚小屋。
これは石塚小屋から徒歩5分の水場です。
縦走2日目は花之江河から宮之浦岳を経て鹿之沢小屋まで。
去年と違って天気に恵まれた今年の屋久島ですが、唯一この日だけがパッとしない天気。
写真は花之江河です。
山々の展望が素晴らしい、屋久島の代表的縦走コースですが、その展望は雲が切れた瞬間のほんの数秒程しか楽しめません。
それでも、去年このルートを強風と雨に晒されながら、ただ黙々と歩いていたことを考えれば、十分に楽しめました。
そして鹿之沢小屋は貸し切りでした。
縦走最終日は花山歩道を下ります。
この花山歩道は原生自然環境保全地域の中を通るだけあって、屋久島の中でも自然の奥深さは一番です。
霧に包まれた森の中の巨木達。
圧倒されっぱなしでした。
歩く人も少なく、鹿之沢小屋は貸し切りで途中ですれ違う人もなく、この日、花山歩道を歩いていたのは私達だけだったみたいです。
登山口まで下りてきても、交通手段がないのでその後6キロの林道歩きが待っています。
結局、標高差1600m、距離にして15キロを一気に下ったことになります。
でも、その分、最後に海に出た時の感動は最高です。
究極の屋久島縦走は0mから0mですが、少しだけそれに近づけたかな。
縦走後は尾之間のジェリーズキャンプ場に宿泊。
ドイツ人のオーナーは養蜂もやっていて、夏場は北海道にも来ているそうです。
翌日はレンタカーを借りて島内一周。
写真は「いなか浜でたんかんを食べるの図」です。
屋久島最終日は屋久島グリーンホテル泊。
これは海岸で拾い集めたお土産。
最初は砂浜の中で小さな珊瑚のかけらを見つけて大喜びしていたのが、島内一周の途中で死んだ珊瑚だけが積み重なって出来た浜を見つけて大感動。
いや~、これは凄かったです。
もっと沢山拾いたかったけれど、これだけで結構な重量なのです。
勿論、いなか浜の砂もお土産としてゲットしてきました。
まあ、こんな感じの屋久島旅行でしたが、今は、明日から社会復帰を果たせるかが、とっても心配です。
おかえりなさい!
>屋久島って結構簡単に来れちゃいますよ
このコメント返信や写真を見てホントに行ってみたくなってます。
行くなら日が長い春~初夏かな~と思うけど今春は旅費がキビシイかも^^;
詳細なレポ楽しみにしてますね。
アサさん、こんにちは。
今回も小岩ツーリストのツアーを利用しましたが、10日前までに決心すれば簡単に行けちゃいます。
我が家が決心したのは12日前でした。(笑)
早くレポ書かなくちゃ、記憶がどんどん薄れていきそうです。(^_^;