今年の我が家の夏山登山は、4月にいきなりの屋久島縦走から始まりました。
これで気力と体力を使い果たしてしまい、その後は近場の低山にちょこちょこと登る程度。
その前の冬山シーズンでも、これと言った山に登っていなくて、今年はやっぱり屋久島が全てだった一年の様な気がします。
まずは冬山シーズン。
1月の白井岳では、前年の途中リタイアのリベンジを果たすことができました。
天気はパッとしなかったけれど、山頂に立てたのは嬉しかったです。
何せ我が家の冬山は、途中撤退が殆どで、頂上までたどり着けるのは貴重なことなのです。
その後の塩谷丸山や手稲ネオパラ程度ならば、天気が悪くても何とか山頂には立つことができます。
しかしその後は、音江山、徳舜瞥山、三段山、樽前山と4連続で途中撤退になったのは、さすがに悔しかったですね。
特に徳舜瞥山は、3度目のチャレンジで頂上まであと僅かのところまで迫っていたのに、あっさりと試合放棄。
冬山でピークを目指すなら、山スキーの時でもアイゼンとピッケルは用意しておいた方が良いのかもしれません。
音江山では道を間違えた挙句に小さな雪崩に見舞われたり、三段山ではかみさんが低体温症になりかけたりと、冬山はやっぱり怖いです。
でも、こんな真っ白な風景は、冬山でなければ楽しめません。
今年の雪景色の中では、徳舜瞥山に登った時が一番でした。
やっぱり1000m以上の標高まで登らなければ、美しい雪景色には出会えないです。
そして4月、3泊4日の屋久島縦走。
真っ白な北海道からいきなり、緑でむせ返るような屋久島にやって来ると、本当に別世界に来た気がします。
一日おきに雨に降られ、その度に下着までびしょ濡れになってしまいましたが、それでもやっぱり屋久島は最高でした。
屋久島から帰ってきた後は、シーズン最後の山スキーで日勝ピークへ。
今年の冬山シーズン中は天気に恵まれませんでしたが、既に春スキーの季節となった4月末の日勝ピークで、ようやく真っ青な空を背景にした白い山の風景を楽しめました。
屋久島後遺症?のために、5月はどこにも登らず。
6月になって風不死岳に樽前山、坊主山と言った気楽に登れる山に出かける程度。
そんな山でも、山頂からの風景はどこも素晴らしいです。
特に風不死岳から見る雲海に包まれた支笏湖や遠くの羊蹄山、樽前山から見下ろす雲海と樹海の風景には感動しました。
7月になってようやく本格的な山に登りたくなり、出かけたのが狩場山。
天気はパッとしなかったものの、充実感のある山登りでした。
この時に雪渓での滑落を初体験。アイゼンを装着するのを面倒がってはダメですね。
10月にはニセコアンヌプリで、夕日と朝日を見るために12時間も空けずに2回も登ると言う馬鹿なことをしていました。
まあ、山に登りたくてしょうがなかったのでしょうね。(^^;
10月には、羅臼町から羅臼峠を越えてウトロまで歩きました。
知床紅葉ウォークと言うウォーキングイベントに参加したのですが、これは登山とは違いますね。
この次は、羅臼町から羅臼岳を越えてウトロまでの縦走にチャレンジしたいです。
そうして知床紅葉ウォークの2日後に登った斜里岳。
これ以上は望めない様な好天に恵まれ、滝が連続するような沢の中を登っていくのは、本当に楽しい山登りでした。
山を登るのがこんなに楽しく感じたのは初めてです。
勿論、頂上からの360度の展望も最高でした。
今年は大雪にこそ行けませんでしたが、この斜里岳のおかげで夏山シーズンを満足して終えることができました。
来年は東大雪、それとも知床縦走が目標かな~。
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