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2012年の川

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121208-1 
今年の川を下った本数は19本。
キャンプが16泊で、山登りが18回(屋久島を1回として)。まあバランス良く遊んでいると言えるかも。(笑)
今年の川下りは、とにかく何処の川も水が少なかったです。
去年が、ダバダバに増水した川ばかり下っていたので、今年は余計にその印象が大きいのかもしれません。
大波で肝を冷やすようなこともほとんど無く、ただひたすら岩を避けながら下っていた一年だった様な気がします。

121208-2 
今年最初の川下りは厳冬期の釧路川。
「せっかく真冬に下るのだから、思いっきり冷え込んでくれたら良いな~」
そんな願いが見事にかなって、何もかもが真っ白に凍り付いた夢の世界を下っている様な、ファンタジックでデンジャラスな川下りを楽しめました。

121208-3 
カヌークラブの例会は4月恒例の千歳川で幕を開け、5月は鵡川上流の山菜狩りツアー。
川よりも山菜を採るのに誰もが夢中になっている、可笑しな川下りでした。
春の山野草も一杯咲いていて、鵡川上流部はこの時期に下るには最高の川です。

121208-4 
鵡川の翌日のトナシベツ川は、今シーズンのベスト1の川下りになりました。
雪解け水で増水した川の水は青く染まり、淡い緑に色づいた河畔の木々、所々でエゾヤマザクラのピンクの花が彩りを添え、快適な瀬が途切れることなく続き、誰もが満面の笑みで楽しそうに下っていました。

121208-5 
6月はお決まりのシーソラプチ川と空知川。
何度下っても、下る度に違った感動を覚える、素晴らしい川です。
何時頃からかは分かりませんが、シーソラプチ川は一部で川の流れが切り替わっていました。
これがこの後どう変わっていくのか、自然河川ならではの楽しみがあります。

121208-6 
そして、年に一度の沈は今年もやっぱり空知川国体コースでした。
沈するのは口惜しいですが、ここでの沈は何故か爽快感があります。

121208-7 
7月にはとうとう鵡川の赤岩青厳峡を下ってしまいました。
水が極端に少なかったとは言え、名にし負う赤岩青厳峡をカナディアンの夫婦タンデムで下ったのですから、胸を張っても良いですよね?(笑)
核心部は殆ど歩いていたことなどは、この際気にしないことにしましょう。(^^;

121208-8 
8月には尻別川の上流部や白老川などを初めて下りました。
白老川も赤岩青厳峡に次ぐくらいのハードな川です。
一度も逃げなかったので、個人的には赤岩青厳峡よりも厳しく感じました。

増水して大波が逆巻く瀬を下るのと、岩だらけの瀬を下るのと、どちらが難しいかと言えば後者ですし、どちらが緊張するかと言えば前者になります。
そして、下り終えた後の爽快感や達成感は、前者の方が大きいでしょうね。

121208-9 
8月には歴舟川のダウンリバーキャンプもやりました。
カナディアンカヌーにキャンプ道具を積み込んで川を下ると、本当に自由になれる気がします。
毎年違った場所に倒木などのトラップが待ち構えているのも、この川の好きなところです。
適度な緊張感は川下りを一層楽しいものにしてくれます。

121208-10 
今年は千歳川で初めて、車の回収にランニングを取り入れてみました。
まるでトライアスロン競技をやっているみたいで、結構楽しいです。
ランニングを趣味としていない人から見れば、信じられないことをやっていると思われるでしょうね。
私も以前はそう思っていましたし。(笑)

121208-11 
10月の釧路川もこれでやってみましたが、さすがにこの時は夕暮れが迫っていたこともあり、車の方が良かったです。
おかげで川下りの方も時間に追われながら下っていた気がします。

121208-12 
9月には歴舟中の川と歴舟川の上流部を下りました。
中の川は今シーズンの水の少ない川を代表するような感じで、下るのも一苦労です。
同じ水の少なさでも、歴舟上流部の方はストレスなく下れたのが救いでした。
水が少ない分、透明度は最高なのですが、やっぱり快適に下れる川の方が楽しいです。

121208-13 
10月は紅葉に彩られた沙流川と額平川。
普通は国道の橋の上から眺めるしかない紅葉の名所沙流川渓谷を、その中の川を下りながら眺めれるのは、カヌーをやっている人間だけの特権です。
この特権だけは思う存分に享受したいところですね。

121208-14 
その沙流川に匹敵するくらいの渓谷美を楽しめるのが額平川。
近い将来、この川にダムが作られてしまうのは本当に残念です。

121208-15 
今年下った中で初体験の川は、トナシベツ川、鵡川の赤岩青厳峡、尻別川上流部、白老川、そして11月の厚田川。
北海道内のカナディアンカヌーで下れる川を新たに開拓していくのは、キャンプ場を開拓していた頃と同じくらいに楽しいです。
中にはカナディアンカヌーでは下れない川も含まれていますが。(笑)
この厚田川は化石探しのフィールドとしても面白そうな気がします。

以上の様な2012年の川下りでしたが、今年は緊張で口の中がカラカラに乾いてしまうような瀬を下ることは一度もありませんでした。
もしかしたら、感覚が少し麻痺してきているのかもしれません。
このまま進んでいくと、最後には滝落ちしなくてはスリルを味わえないようになってしまいそうなので、来年は程々のところで止めておくことにします。

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コメント(2)

ふふふっ!
ぜひ滝落ちのスリルお勧めします。私はやらないですけど・・・
ちなみに私は沈の回数なんて憶えてられないです。
川泳ぎ最高ーー!

しげさん、こんにちは。

クラブの古参メンバーは皆、滝落ち経験者なんですよね~。
たまに「そろそろ滝落ちやろうよ」って声も出ますが、石狩のおじさんが沈したまま滝落ちする動画を見ているので、誰も本気になりません。(笑)

しげさんはギリギリのところで漕いでの沈ですもね。
我が家は普通のダウンリバー中の沈ですし。(^_^;

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