トムラウシへのドライブ途中にロケ地の看板を見つけ、何の予備知識もなしに訪れました。
砂利道をしばらく走り、そろそろ引き返そうかなと思い始めたときに、他に何も無い牧草地の中に忽然と現れた廃屋。
それがNHKドラマ「ハルとナツ」のロケ地でした。
ロケセットの廃屋がそのまま残され、その廃屋がまた廃屋となっている、二重の廃屋。
廃屋マニアにはたまらない場所ですね。(笑)
私はこのドラマのことは知りませんでしたが、かみさんは予告編などである程度の知識はあったようです。
北海道の開拓地で暮らしていた姉妹が、一人はブラジルへ移民、一人は日本に残され、その二人の生涯を描いたドラマだそうです。
開拓農民の当時の住居を再現したものですから、外観は完璧な廃屋に近いです。
でも、中を覗いてみると骨組みはまだ真新しかったです。(^^;
ただ、ほとんど管理もされていないようで、本物の廃屋化が進行しつつあります。
他にも小さな小屋のセットがいくつか建ってますが、雪の重みで傾いていたりして、数年後には倒壊してしまいそうです。
夏には周囲の草が生い茂って、建物まで近づけないかも。
この柏の木もセットの一部で、町内の方からの寄贈だそうです。
根元の石碑が発泡スチロールで作られているのが、ここがロケセットであることを如実に語っています。(笑)
このポスターを見て、悲惨な生活をおくっていた北海道の開拓農民はブラジルに夢を持ったのでしょうね。
この廃屋を本当の廃屋にしてしまうのが、なんだかとても勿体無く感じます。
富良野市麓郷の「北の国から」のロケ地よりも、こちらの方がある意味迫力がありますよ!
トムラウシ温泉に行く時には是非立ち寄ってみましょう!
こんにちは。
ここのセットは今でこそ撮影されてから何年も経っているので木材も古くなって来てますが
最初は新しい木材にウェザリングを施し老朽感を出して造られていたんですよ!
今でも外板を良く良く観ると塗装だと云うのが判ります。
パッと見では全く判りませんけどね。
ぽんたさん、こんにちは。
建物を見てさすがだな~と感心していました。
本物よりも本物らしい廃屋に見えます。
建物内部と外部の違いのギャップもすごいですね。(笑)
トムラウシは20年ぶりくらいでしたが、途中はずいぶん変わりましたね。
次はヌプントムラウシ温泉まで行ってみたいです。