今から15年前でしょうか、はっきりとした年は覚えていませんが、息子が小学校で行われたバザーに出かけ、3匹の金魚を持って帰ってきました。
その時かみさんは「金魚だけは持ってきて欲しくない」と按じていたそうですが、その心配が現実のものになってしまったのです。
それ以来かみさんは金魚の世話係となりました
その後、私と息子が近所の川でトンギョを捕まえてきて、それを金魚の水槽に入れたものだから、3匹のうちの1匹が直ぐに死んでしまいました。
「そんなもの入れるからよ!」とかみさんに強く叱られたものです。
残った2匹は、かみさんから「きんちゃん」、「ぎょちゃん」と名付けられ、家族の全員から大切にされ、一時はアクアリウムもどきの環境の中で快適な生活を送っていました。
しかし、その幸せな時間も永くは続きませんでした。
仲良しだったきんちゃんが突然死んでしまったのです。
一人残されたぎょちゃんは、次第に皆からその存在を忘れられていきました。
ただ、かみさんは家事の一つとして、餌やり、水替えを黙々と10年近く続けていました。
それでもここ数年は、餌が欲しい時は水槽の中で飛び跳ねるようになり、私や息子もその存在を気にかけるようになっていました。
特に最近は、一日に何度も餌を求めるようになり、「まるでフウマが乗り移ったみたいだね」と家族全員で話していました。
それが2週間ほど前から急に静かになって、水槽の下でじっとしているようになったのです。
ところが今朝になって突然、また餌をねだるように泳ぎ始めました。
でも、本人の意に反して体は思うように動かず、横向きになったり、逆さになったり。
そして9時20分、かみさんに看取られながら静かに息を引き取ったそうです。
合掌。
謹んで「ぎょちゃん」のご冥福をお祈り申し上げます。
うちにも息子がお祭りで貰ってきた「小次郎」と言う雌の和金が居ます。
ウチに来た時は3㎝程でしたが今では体長10㎝になり、エサもねだるし
頭をなぜなぜ出来る程になっております。
エサやりと水換えはやっぱりわたくしの仕事になっています(笑)。
ぽんたさん、こんにちは。
やっぱり名前があるんですね。(笑)
これまでにザリガニ、メダカ、スズムシ等を飼ってきましたが、これでとうとう我が家には生き物がいなくなってしまいました。
この次は何を飼うことになるんでしょう?