今日は家の屋根のペンキ塗りをする予定が、あまりの天気の良さに急遽予定を変更して、ニセコドライブへ出かけることに。
今時期ならば、ニセコ駅前の桜ヶ丘公園のカタクリやエゾエンゴサクの花が見頃になっているかも。
買ったばかりのデジタル一眼を試すのにもちょうど良さそう。
いや、それよりも今回は、ニセコの某所にあるらしいカタクリの丘を探してみよう。
数年前にも一度、カタクリの丘の話を聞いて、その場所を探したことがあったのですが、見つけられずじまい。
今度こそはと思ってネットで調べたけれど、場所が特定できず。
それならばと観光協会に聞いてみたら、「個人の土地なのでお教えできないことになっています」との返答。
こうなったら、地名だけは分かっていたので、その周辺の道路を隈無く回ってみることにしました。
カタクリはまだ開いていないものが多くて、見頃はGWの本番頃になりそうです。
そしていよいよカタクリの丘探しに出かけます。
途中で森の中に続く坂道を見つけ、「むむ!これは怪しいぞ」と、その坂を登ってみることに。
登り口に立てられた看板を見て、その坂が有島武郞の小説「親子」に登場する通称「親子の坂」であることを初めて知りました。(^_^;
結局ここはカタクリの丘とは何の関係も無かったのですが、坂の入口で短歌や俳句を趣味にしているおじさんと知り合いになり、色々と話しをしながらその坂を一緒に登ったりして、なかなか楽しかったです。
しばらく走って、ついにカタクリの丘を発見!
ここは、カタクリの花と羊蹄山を一枚の写真に写せることで、写真好きの方々には人気のポイントらしいですが、私の技術ではこれが限界です。(^_^;
こちらのカタクリはちょうど満開で、本当に素晴らしいところでした。
そんな花畑の中に芽を伸ばしてきた小さな木を、一本一本剪定鋏で刈り取っている方がいたので、声をかけてみることに。
ボランティアでここの群落を管理されているとのことでした。
その方が公開しているサイトが「ニセコと羊蹄山」です。
帰ってきてから早速そのサイトを見せてもらったのですが、息を呑むような素晴らしい写真ばかり。
それを見てしまうと、自分の写真をネットに載せるのが恥ずかしくなってしまいました。(^_^;
こうして地道に努力されている方のおかげで、このような素晴らしいカタクリの群落が維持されているというのに、こんなおばさんは本当に許せません。
自分の気に入った花の写真を撮るためには、他の花を潰すことなど全く気にもしない。
こんな人間にはカメラを持って欲しくないですね。
私も同じようなことやってますが、一応、花の無い場所なので。(^_^;
すれ違ったパトカーが入っていった場所を、何だろうと思って見てみると、こんな施設が。
直ぐにUターンして、そこにいた警察官に「こんなところで何をやっているんだ!」と職務質問したところ、「い、いや、ここの農家の方が作ってくれたみたいで」との返答。
ここは良いです!
京極や真狩の人気ポイントは大混雑なのに、ここは町道に面した場所なのでほとんど知られていないようで、ゆっくりと水を汲むことができます。
天気も良くて楽しいドライブでした。
帰りは倶知安から赤井川に抜ける新しい道を初めて走りましたが、このルートは小樽周りでニセコへ行く時に結構時間短縮できそうです。
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