旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の中で、一番名前を知られているのがタウシュベツ橋梁。
冬期間は糠平湖の水位が下がって、普段は水面下に沈んでいる橋脚部分がその全貌を現す。
雪の無い次期ならば、その直ぐ近くまで林道を通って車で入ることができるけれど、冬期間はその林道も閉鎖されるので国道から4kmの道程を歩かなければならない。
厳冬期ならば全面結氷した湖面を横断して近道することも可能だが、3月に入ると氷も薄くなってくるため氷の上への立入が禁止される。
私達が訪れたときは林道が除雪されていて歩きやすかったので、1時間程で橋梁まで行くことができた。
国道から数百メートル入ったところにゲートがある。
タウシュベツ橋梁の人気が高まるとともに林道に入ってくる車も増え、接触事故なども起こっているため、今年からは雪の無い次期でもこのゲートは閉鎖されたままになるらしい。
その代わりとしてでは無いだろうが、湖の対岸の国道沿いに、このタウシュベツ橋梁を遠望するための展望台が作られるとのことだ。
この林道がどれくらいの頻度で除雪されているのかは分からないけれど、通常はスノーシューかスキーが無ければ歩けないようなところだろう。
そして林を抜けた先に姿を現したタウシュベツ橋梁。
水位が下がって橋脚部分が完全に地上に現れている。
その向こうには川の水面も見えており、3月になると湖上への立ち入りが禁止される理由が分かる。
橋の下を流れるタウシュベツ川。
スノーブリッジも残っていたので、そこを渡って橋の反対側まで行くことができた。
湖面に影を映す夏のタウシュベツ橋梁も良いけれど、冬の姿もなかなかお勧めである。
ヒデさん、こんにちは。
冬のタウシュベツ良いですねぇ!
私も岩間温泉来訪時には必ず見物に行きますが
冬に訪問した事は有りません。
昔は水没した橋の上から釣りをした経験もありますよ!
ぽんたさん、こんにちは。
橋の上は良いポイントになりそうですね~。(笑)
今回も橋の上を歩いてみたくなりましたが、風化がかなり進んでいるので止めておきました。(^_^;