昨日の夜10時から放送していたNHKの「スポーツ大陸」を見て、すっかり為末大のファンになってしまいました。
日本人で初めて世界大会の陸上のトラック競技でメダルを取った男。
これまではその程度の認識しか持っていませんでしたが、この番組で為末大についてを詳しく知ることができ、
そのハードル競技に打ち込む求道者のような姿に惹きつけられたのです。
見終わった後、「為末って凄い奴だな~」って、久しぶりに不純物の無い素直な気持ちで感動できて、とても爽やかな気持ちになれました。
紙一重の部分で技術を磨くトップアスリートの姿って、元々が好きなのですが、
高校を卒業してからコーチを付けずに全て自分の力だけで競技を続けるその生き様、良いですね~。
「赤ちゃんのハイハイする姿からヒントを得て走り方を変えた」なんて話しも、ちょっと作った感じもしちゃいますが、凄いな~って思えます。
世界大会で一位になるために一年間ハードルを封印してスピードアップに努め、
そして再びハードルを始めたら以前よりタイムが落ちてしまった。
そんな時でも誰も相談する相手がいなくて、全て自分で解決しなければならない。
そして、北京五輪の年になって初めて経験する足の故障。
満足に走れない状態で向かえた、オリンピック代表を決める日本選手権。
予選最下位のタイムで決勝に進み、誰もが為末はもう駄目だろうと思っている中を一位で走り抜け、オリンピック代表となった。
もう、感動するしかないです。
北京オリンピックでも、もしかしたら奇跡が起こって金メダル取っちゃうんじゃないかって気がしてきました。
でも、金メダルを取った時の為末選手のコメントは「僕はずーっと取れると思ってました」となるんでしょうね。
為末に関してはNHKの別番組「ようこそ先輩」ですごいと思いましたねぇ。
母校の小学校の一クラスで100mの記録を1秒以上縮める練習メニューを三つ準備して殆どの子供の記録を一秒以上縮めたというものでした。
練習メニューがトランポリンや背走、歩幅の調整などユニークで、記憶に残る番組になりました。
コーさん、こんにちは。
為末大のオフィシャルサイトでの本人の書き込み。
これもなかなか読んでいて面白いですよ!
http://tamesue.cocolog-nifty.com/samurai/message/