前日の大雪で、札幌近郊の山は何処へ行ってもたっぷりと雪が積もっているはず。
春香山の案もありましたが、吹雪いていそうなので、前回登った大沼山の隣の千尺高地へと行くことにしました。
でも前回とは逆で、市内は青空も広がっていたのに、定山渓方面に向かうに従って天気が悪くなり、現地は雪が舞って、
おまけに風も吹いています。
登っている間に晴れてくるかもしれないと淡い期待を抱いていたものの、そんな気配も全然無く、山の自然の厳しさだけを味わってきました。
前日の大雪でトレースもほとんど消えてしまい、30cm以上のラッセルがずーっと続きます。
たまにかみさんと先頭を交代しますが、雪が深いところではかみさんの足の長さではラッセルできないので、直ぐに私が先頭に。
840mのピークを過ぎた辺りで、後から登ってきたご夫婦が追いついてきたので、先頭を変わってもらいました。
途中でまた先頭を交代しようと思ったものの、最後にはパワーが切れてしまって、ラッセルしながら進んでいるご夫婦にも追いつけない有様。
たまに弱々しい太陽の光も見えましたが、ほとんどが曇り空。
頂上付近は体が飛ばされそうな風が吹いていて、頂上に立ったら写真も撮らずにそのままUターンして下山開始。
千尺高地は滑りを楽しめるような斜面もほとんど無く、雪が深すぎるのでほとんど登ってきたトレースの中をそのまま滑り降りるだけです。
おまけに所々に登り返しもあるので、これがきついです。
一番最後のスキー場跡で少しだけ滑れますが、上の方のフワフワのパウダーと比べるとちょっと重ため。
途中で食事にする元気もなく、と言うか、寒すぎてそんな気にはなれません。
結局、車の中で昼食にしましたが、カレーうどんを作ったので車の中がカレー臭くなってしまいました。
ラッセルは大変で、寒いし風は強いし、景色は見えないし、滑る楽しみもないし、今回は山スキーの修行をしてきたような山行でした。
帰りの温泉だけが気持ちよかったです。
でも、その後、大雪の影響で道路が渋滞していて定山渓から我が家まで2時間近くかかってしまいました。(^_^;
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