我が家のテントでは初となるソロ用テント(モンベルのステラリッジ1型)を購入しました。
以前から、簡単に設営できて、コンパクトで、寝るためだけに使用するようなテントを一つ欲しかったのです。
特に山登り用と言うわけではなく、団体キャンプの時はテントは寝るだけにしか使わないですし、
車から遠く離れたサイトにテントを張るようなシーンではできるだけコンパクト装備にもしたいし、
こんな時のためにソロ用テントがあるととても便利かなと考えてました。
購入したのは楽天のネットショップから。
そこでの選択肢は、モンベルの他にアライテントのライペン・エアライズ1とダンロップのVLー12の3種類。
どれにするかで大いに迷いました。
散々迷って決めたあげくに、購入してから後悔するのが私の何時ものパターンです。
最初に選んだのはアライテントでした。
決め手になったのは最軽量だったことと、他の2社ほどメジャーではないと言うもの珍しさ。
買い物かごに入れて、支払い方法などを指定して、最後に「この内容で注文して良いですか?」の画面を確認して、注文ボタンをクリック。
このクリックした瞬間から、早くも後悔の念が湧き上がってきてしまいました。
一番の理由は、入り口が短辺方向にあること。
これではフライとの間のスペースが狭くなるし、出入りもちょっと不便そう。
そんなこと最初から分かってるだろうと言われそうですが、決めた後で気になってしまうのです
調べてみたら、注文ボタンをクリックした後でのキャンセルもできるみたいなので、早速アライテントをキャンセルして、
もう一晩冷静に考え直すことにしました。
その結果浮上してきたのが、今度はダンロップ。
重さもアライテントとそれほど変わらず、出入り口の形も他のテントのように逆U字型ではなく直線のファスナーなので使いやすそう。
気になるのが、フライシートの短辺側の中央にペグダウンするためのループがないこと。
これは、たまたま見つけたテントを比較しているサイトの中に書いてあった情報で、
ここを見なければ全然気が付かなかったことかもしれません。
確かに、この部分をベグダウンできないと、夜露で濡れたフライがインナーテントにペタリと張り付いてしまいそうです。
それに、石井スポーツの店頭でこの現物を見てきたばかりだったので、フライが随分薄っぺらいなと言う印象も感じてました。
登山用には使わなくても、冬のキャンプに使うことは良くあるので、それを考えると、この薄さが気になります。
その点モンベルは、冬用のフライがオプションで用意されているので安心できます。
実は最初からモンベルが一番妥当な選択かなとは思っていたのですが、何時もモンベルの製品ばかり買うのも面白くないし、
かみさんもモンベルは気に入らないようです。
「モンベルはファスナーがちゃちだから」と言うのがその理由。
何処でどうやってモンベル製品にそんなイメージを持ったのかは分かりませんが、かみさんがそう言うものだから、
モンベルを選ぶのを躊躇っていました。
でも、総合的に判断してやっぱりモンベルを買うのが一番無難そうです。
この中では一番重たいと言っても、その差は僅か数百グラム。
最終的にモンベルを注文することに決まり、それが昨日家に届きました。
私が仕事から帰ってくると既に部屋の中にテントが張られていて、かみさんが嬉しそうな表情で「ちょっと小さすぎるかもしれないわよ」
と言ってきました。
カタログのサイズは長さ200cmとなっているけれど、確かにその中で私が横になると、頭と足がテントの壁にぶつかってしまいます。
「それじゃあこれは私のテントね♪」とかみさん。
まあ別にそれでも良いのですが、アライとダンロップのテントは両方とも205cm。
200cmもあれば十分だと思って、テントの長さまでは全然気にしていなかったのは失敗でした。
他に気が付いた点は、付属のペグがアルミのVペグだったので、さすがモンベルはしっかりしているなと感じたこと。
(他のテントのペグについては分かりませんが)
それと、ポールの両端に、手袋をつけたままでもポールをグロメットに差し込めるようにと配慮してグリップが付いているのですが、
ポールをスリーブから抜く時にこのグリップが引っ掛かって抜きづらいと言う点が気になったくらいです。
数百グラムの重さの差は、荷物を徹底的に軽くしようとした時に、もしかしたら気になってくるかもしれません。
ファスナーについてはそれほどちゃちとも感じませんでしたが。
まあ全体的に見て後悔することも無く、何とか満足できてます。
でも、かみさんにこのテントを取られてしまったので、自分用にアライテントのエアライズ1を買いたくなってしまいました。
(^_^;
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