清水町の実家に帰省する途中、日勝峠の山に登ってきました。
峠の日勝トンネルに日高側から入るとき、そのトンネルの上に楽しそうな疎林の斜面が見えますが、その山です。
ここを通るときは何時も、「あの斜面をスキーで滑ったら楽しいだろうな~」と思いながら見上げていました。
山スキーを始めたおかげで、これまでは見上げるだけだったその山にようやく登ることができました。
トンネル入り口横の駐車場に車を停めて、そこから通称日勝ピークと呼ばれる1445mの山頂まで約1時間。
今時期の締まったザラメ雪はとても登りやすく、何の苦労もすることなく山頂までたどり着けます。
ただ、楽しみにしていた十勝平野の展望が雲に隠れてしまっていたのが残念でした。
下界では雷も鳴っていたというので、その雷雲の直撃を受けなかったのはラッキーだったのかもしれません。
クマさんも既に冬眠から覚めているらしく、雪の上にはその足跡がくっきりと・・・。
新しい足跡でしたが、目の前に熊が現れたとしてもスキーで滑って逃げることができると思えば安心できます。
でも、春のこの湿った雪、なかなか思うように滑られませんでした。
実際に熊に出会って逃げようとしたら、絶対に途中で転んでしまいそうです。
これでようやく今シーズンのスキーは終了。
山スキーを始めたおかげで、行動範囲が一気に広がった今年の冬でありました。
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